田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

いざ、琵琶湖へ。

2009年07月07日 | 日記
本日は『ミス・マープル』のイベント本番。

とゆう訳で、JR大阪に集合して、今から琵琶湖方面へ遠征です(^_^)

小旅行?遠足?

楽しみつつ、頑張りつつ。

喜びを噛み締めて、今日1日を柔らかく過ごしたいです。

では、行って来ます。

大好きな湖西線に久々に乗るのが、楽しみ(^_^)
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夏のマープル

2009年07月07日 | 日記

(※写真は前回の上演時のもので、今回は一部キャストが変更されております。)

日曜、月曜はマープルさんのリハーサルでした。
5月に予定されていた某企業のイベントがインフルエンザの影響で延期されて、
それが、このほど開催される運びとなったのです。

約2ヶ月ぶりのリハーサル。
台詞とか、段取りとか忘れてないか、少しは不安もありましたが、
いざ動いてみると何の問題もありませんでした。
勿論、リハーサル以外でも個人的に準備はしていましたけどね。

しかし、しかし。

何の問題もありませんでしたと言ってはみても、
細かい段取りや芝居のニュアンス、今回のイベント用に書き直された台詞など、
チェックすべき項目は沢山ありました。
短いステージでも、楽をして芝居は出来ません。
思い出しと確認の為のリハーサルとゆうよりも、
更に内容を良くする為の、芝居の稽古と言った感じでありました。
志が高くて、僕はそんな現場が好きです。
自分自身を律することを思い出さされます。
慣れた感じで、サラッと芝居をするのも、職業的に見ればありかも知れませんけど、
やっぱり常に手を抜かない、心を抜かない役者でありたいです。


そして、個人的な話ですが・・


『ミス・マープル』の世界観がとても好きです。
何と言っても優しい。
久しぶりにマープルの世界に身を置いて感じたのは、
いかに自分が殺伐とした心境で日々を過ごしているかとゆうことでした。
物語と自分にギャップを感じてしまう。
これは、お芝居とか役者として云々ではなくて、
人間として、個人的に思うとことろです。

明日は本番。1ステージだけのお仕事。
一般のお客様の前で演じる訳ではありませんが、
それでも表現すべきものを表現して、観て頂いている人に何かを伝える。
役者としてまず、しっかり演じる。
そして・・
個人的には、人間として心に優しさを呼び起こせるか?
僕にとって大切な演目であります。
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commondays『天望タワー』稽古ノート4

2009年07月06日 | 日記
先週の土曜日も、演出のシノミー宅で劇中かの作曲をしました♪
これで3曲目ですね。
僕がシノミー宅に到着すると、ほぼ同時に新しいシーンの台本も届く。
そしてそのページには作家・南出くんが書いた歌詞が。
その詩を読みつつ、シーンを読みつつ、二人で曲のイメージを探り、
そのイメージにあった曲を作る。
作曲作業は稽古前の約2時間。
いつも制限時間ピッタリに完成するから不思議です。
あまりの不思議さに、お互い腹を抱えて笑ってしまうほどだったりして。

とゆう訳で、その日も曲が完成したの同時に稽古場に移動です。
出来立てホヤホヤの台本に皆で目を通して早速稽古。
じっくり読んで、じっくり考えて、じっくり稽古する・・それも大切ですが、
パっと読んで、サっと動いて、サクサクっとシーン作りを進める・・これも時には有効的です。
限られた時間の中で共演者どうしが協力しあって、演出家と一緒にシーンを洗練してゆく。
とても充実した稽古となりました。
問題は・・


僕の歌ですね。


パっと作って、サっと歌って、サクサクっとパフォーマンスを仕上げる・・
とゆうことが出来ません。
僕にはその音楽的スキルがないのです。
その現実から逃げずに、現状を克服せねば。


『天望タワー』とゆう物語に生きている、成瀬利男とゆう男が歌う『歌』。


そこに、たどり着きたい。



 http://commondays.info/tenbo/
commondays 天望タワー
7/25(土)~28(火) at ロクソドンタブラック
前売り2000円(日時指定) 当日2300円
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優しい心

2009年07月06日 | 日記
 優しい心

心を見つめる

随分と殺伐としている自分

鏡には映らない心ってやつが

時々鏡に映るほど色濃く姿を現しやがる

心を見つめる

さようなら色んな理

さようなら色んなルール

さようなら色んな寂しさ

さようなら疲れた自分

そしてまた

自分を見つめる

もう一度

いや

何度でも

会いたいのは

安らかで

物静かな

優しい心
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commondays『天望タワー』稽古ノート3

2009年07月04日 | 日記
下の写真、見難いかも知れませが・・サムピックです。
サムピックとは、親指にはめるピックで、
これでギターの弦を爪弾くのであります。



サムピックを使うのは何年ぶりだろうか?
僕はピック自体、あまり使わないのです。使うのが苦手なんです。
いつも一人きりの狭い部屋で、近所迷惑にならない様に小さな音で、
ジャランと鳴らすだけなので。

しかし、今回は舞台でお客様の前で演奏する訳ですから、
がっつり鳴らさなければなりません。
そう・・鳴らさなければ、鳴りません。
だから、しっかりと練習せねば♪

劇中で弾き語りをするのは、これが初めてではないのですが、
今までは『趣味でやってる人』や『下手な人』とゆう設定が多かったです。
だから何とか僕でも演じることが出来ました。
でも今回は『そこそこ本気で演ってる人』とゆう設定の役です。

田中悟、本人のレベルよりも、
演じる役(成瀬利男)のレベルの方が遥かにが高い。

このままでは演技が成立しない。

自分と闘わねば。そして勝たねば。

昨日は稽古場にて、共演者や作家や演出家の意見を聞きながら、
あーでもない、こーでもない・・じゃあ、こうしよう!
と、演奏や歌唱について試行錯誤を重ねました。

競争はしない・・・協奏をしています。
コモンデイズ。


 http://commondays.info/tenbo/
commondays 天望タワー
7/25(土)~28(火) at ロクソドンタブラック
前売り2000円(日時指定) 当日2300円
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独創性

2009年07月03日 | 日記
僕は競争原理ってやつが嫌いだ。
競争が嫌いな訳じゃない。
誰かに定められたゴールに向かって、盲目的に邁進するのが愚かしいからだ。
用意されたレールの上で、狂信的に競い合うイエスマンにはなりたくないのである。
競争に参加しないだけで『敗者』として扱われる場合が多い世の中だけど。
僕はそれでも良い。体制の顔色を伺う優等生なんて、まっぴらごめんなのだ。


そんな僕であるが、先日ふと思った。
『競争原理も場合によれば、必要かも?』と。


世間一般的な感覚に合わすなら、
競争原理に則った上で何かを現した方が良いとゆう場合も大いにあり得る。

その方が、分かりやすいのである。
その方が、納得しやすいのである。
その方が、説得力があるのである。
つまり、その方が・・・他者に対して親切でもあり、良心的なのである。

個人的な満足度で計られた良作よりも、
社会的な物差しで評価された愚作を受け入れるのが世間とゆうやつである。
なんて言い方をすると皮肉っぽいが、実際の傾向である。
ただ、多くの難関を突破して勝ち残って来た物(もしくは者)は、
実際にそれだけ質が高いことも事実である。
そんなことにも、今となって漸く気付いた次第である。


では、僕は誰と何を競うのか?


やっぱり、ステレオタイプはつまらない。
『プロクルステスのベッド』じゃ眠れない。
それでも・・競って、勝って、勝者となって舞台に立つべきだと強く思う様になった。
それはお客様に対する最低限の礼儀であり、誠意なのだ。
競争原理を忌み嫌う僕は、何と競うのか?何と闘うのか?
それは自分自身と。

「俺なんか、所詮この程度じゃないの?」と囁く、自分自身にまず勝たねばならない。

結局は、きれい事?
予定調和な文章だけど、真面目な話、そう思う。
大切なのは他者との間に生じた優位性ではなく、
長い時間をかけて、徹底的に磨きぬいた独創性なんだ。

それで、舞台に立ちたいのだ。
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