田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

明日は『動物園の暗号』

2019年05月03日 | 日記
なんと、ここ1週間、お酒を飲んでいません。
今年に入ってから飲まない日がほとんどなかったような気がする…けど、
1月に『白い兔が逃げる』を上演しておりましたので、
その公演前もお酒は控えていたはず。
あんまり覚えてないんですけどね(^-^;

舞台が入ると毎回お酒は控えます。
近年では少しずつ控え方はゆるくなっていますけど、
昔は稽古期間中の1ヶ月ほど禁酒したりしてました。
禁酒をする理由は単純で、
そのほうが体調が良いからです。
体が軽くなってよく動くんです。
ただやっぱりストレスはありましたけど。

公演に向けて体調が良い>お酒

だったので飲むことを控えることが出来たんだと思います。


ところが!


今回はストレスがないんです。
不思議。
いつもなら「公演が終ったら飲むぞ~!」と楽しみにしているのですが、
今回は抑圧をしている感覚が無いんです。
だから「禁酒」という感覚もなく「断酒」でもない。
なんだろう?
「無酒」とか「不酒」という感じです。
体調は…良いほうです。
ここ2~3年は正直、体調悪かったです。
体調を整えるつもりで行う節制が結果的に逆効果になってしまう感じでした。
10年前ぐらいの肉体の感覚で節制をすると、
逆に体を傷めてしまうことになるんですね。
そんなことをここ2~3年で身をもって学んだ気がします。

大切なのは今の自分。

ってことですね。



なんか芝居の話じゃなくてお酒の話になっってしまいましたね。
今日は最終稽古です。
気負うことなく、それでいてエンジン吹かしていきたいです。


で、

いつも本番間近にするイメージトレーニングがあるんです。
今回はまだ行っておりません。
個人的な儀式?
今日の稽古で行いたいと思います。
徐々に本番モードになってきました。

でもまだ稽古です。
今日も頑張ります。





観客参加型ミステリーイベント『動物園の暗号』
原作 有栖川有栖 脚色・演出 和泉めぐみ

【日時】5/4(土) 5(日)1部12:00~ 2部16:00~(お食事は終演後となります)
【会場】大阪新阪急ホテル2階 紫の間(全席指定)
【料金】一般7,500円 ※早割価格 6,500円(4/25まで)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『動物園の暗号』稽古4

2019年05月02日 | 日記


がらんとしたアクティングスペース。
『動物園の暗号』4回目の稽古は芸術創造館大練習室にて行われました。
ここは公演も行われたりする場所でもあり、
扉を開けると平台や箱馬の匂い(木の匂い)がします。
小屋の空気がある場所での稽古はまた格別であり、
広い空間を利用して客席での演技の練習も出来て助かります。
客席での演技?
そう、観客参加型ミステリーではお客さんのすぐ近くでも役者が演技をします。
とくに僕が演じるアリスはお客さんの周辺を動き回るので、
広い場所での稽古は重要です。

でも、

本番では各回で客席の配置が変わるので、
結局4ステージあれば4回動線を作り直すんですけどね(^-^;
でも、だからこそ基本パターンの作成が重要なのであります。



この日はスタッフさんから差し入れもありました。



エサに寄って来る動物園の動物…ではありません。



だから、

エサに群がる動物園の動物ではありません!




『動物園の暗号』開園…ではなく開演間近です。
どうそお楽しみに(^-^)




観客参加型ミステリーイベント『動物園の暗号』
原作 有栖川有栖 脚色・演出 和泉めぐみ

【日時】5/4(土) 5(日)1部12:00~ 2部16:00~(お食事は終演後となります)
【会場】大阪新阪急ホテル2階 紫の間(全席指定)
【料金】一般7,500円 ※早割価格 6,500円(4/25まで)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜の橋、芝居を渡る

2019年05月01日 | 日記


芝居が始まれば、稽古に入れば、
情緒不安定になる。
そもそも役者は情緒不安定な生き物、だろ?
違うかな?
人にもよるね。

日常は歌のように流れていく…
って言いたいけれど、
だとしたら随分とつまらない歌だよね。
そうかな?
どうだろう。

嘆いていないよ。
救いならいくらでもあるし、
拗ねてばかりもいられない。
恵みの雨のように、
時々歌が流れて、
心を慰めてくれる。
皆そうやって音楽に心を開いているのかな。


音は心を通過する。


芝居に入れば情緒不安定。
まともな精神じゃとてもじゃなけど舞台に立てない。
少なくとも俺はね。

もう声が出なくなるんじゃないだろうかとか、
体力もたないんんじゃないだろうかとか、
心の中で逃げ口上を並べては、
あからさまに弱さをつぶやく毎日。
強がってもかっこ悪いし、
正直になってもみっともない。



せめてそれが正直な自分ならば、
それが本当の自分ならば、
って思う。



憧れていた世界に辿り着けないまま、
気がつけば通り過ぎてしまっている、
そんなことに気付いた。
壁を越えるでなく、
向こう岸に行くでもなく、
夜の橋、芝居を渡る。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする