はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

駅西地区土地区画整理事業の場所から鉛を検出・・・

2010-03-30 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題

2010年3月30日(火曜日)
今日も、寒い・・・
4月1日からは金ヶ崎宮の花換えまつりだというのに
こんなに、風が冷たいんじゃ、
桜も、蕾をとじたままじっと我慢してるのでしょうね・・・

寒いけれど、おやつだけはほんわか色・・・
今日は、色した豆乳プリンに舌鼓・・・

さて夜7時から、あいあいプラザで
敦賀駅周辺整備についての
地元説明会が開催されました。

土地区画整理事業の概要や駐車場整備、
駅舎の一部リニューアルとバリアフリー化、
4月以降に行われる道路整備工事等についての説明の後、
連携大学の建設予定地周辺の土壌から
鉛が検出されたことも報告されました。

土壌汚染対策法の改正により、
3,000㎡以上の土地の形質変更の時には届出をして、
土壌が汚染していないか調査を義務付けられることになったため、
敦賀市が駅西地区区画整理事業の土地を調査しました。

2地点から鉛が基準値をオーバーしていることが調査で判明、
地下水への汚染がないかを調べるために、観測井戸も2ヶ所
設置し、水質検査も行っているとのことです。
現在、観測井戸や側溝からは、鉛は検出されておらず、
地下水への汚染は、心配ないようです。

汚染された土壌は、全量撤去することになっています。
ただ、これは産業廃棄物にあたるため、
管理型処分場に持ち込むしか方法がありません。
しかも、1㎥あたり数万円の費用がかかります・・・

そうそう原因については特定することができないとか・・・
昭和17年ころまでは、田んぼだった土地に
旧・国鉄が官舎を建てた場所だとかで、
官舎によって土地が汚染される・・・
あるいはもともともと汚染されていた・・・
とは、考えにくいんだそうです。

敦賀市の対応が、迅速かつ的確に行われたのは、
これまでのゴミ処分場の問題や、河川の汚染などに
苦労を重ね、対処してきた成果でしょう。

鉛の検出は、JRの所有地でもあったとかで、
JR西日本金沢支社からも説明にきていました。
昔、物資部というのがあった場所の後ろ側だそうです。

JRも撤去する方向だそうですが、この地点付近での
地下水への影響を調査する観測井戸は、設置されておらず
これは、ぜひとも、JRに観測井戸を堀ってもらい
継続して調査を行ってもらわなきゃ・・・

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JRさん、ちょっと不親切すぎない?

2010-03-25 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題

2010年3月26日(木曜日)
福井へ行くのに、電車を待っていた。
急いでいたので、特急にのるつもりで自由席と表示してある
プレートの下で、寒さに震えながらたっていたのである。

ところが定刻になっても電車がこない・・・
そのうち、福井行きの普通電車が発車してしまった。
駅員さんも見当たらず、改札口に行ってる間に
電車が来てしまっては大変だし、
まわりの乗客の人たちと、どうしたんですかねぇ・・・と
首を傾げるしかない。

待つこと20分。
と、そこへ駅員がやってきたので、みんなで取り囲むようにして
いったい、どうなってるんだ! とつめよった。
湖西線回りが、米原回りになったので
30分ほど遅れてます・・・
え~・・・だったら、なんで放送してくれないの!
あれ、放送なかったですか・・・だって・・

あったら、さっきの普通電車に乗ってるよ!

で、改札口へ走っていって、なぜ、遅れているという放送が
なかったのかたずねたら、放送しましたよ・・・と
ぶっきらぼうな返事がかえってきた。
プラットホームには一度も放送なかったから、
言いにきたのに・・・

ふつう、遅れているのなら、数分おきに案内の放送するのが
あたりまえでしょ。
ほとんどの乗客が、プラットホームにあがったあとに
待合室のところだけに放送したからって、
それでおしまい?
ちょっとどころか、ずいぶんと不親切!

定刻どおりなら、とうに福井へ着いてるころ、
やっと、電車が到着・・・

商社マンらしき人は、携帯であやまりまくってるし、
お年を召した女性は、家族が迎えに来てるのにと心配そうだし、
待ちくたびれたみなさん、ほんとに腹を立ててましたよ・・・
しかも、プラットホームの寒いことといったら、
風邪ひきそう・・・

天気予報じゃ、明日はもっと冷え込むんだとか・・・

みなさま、風邪を召しませんように・・・

そうそう、明日の新聞には、敦賀市の人事異動の記事が
載るはずです。

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おいしいお話・・・

2009-12-24 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題

2009年12月24日(木曜日)
クリスマスイヴだというのに、本町界隈にはジングルベルの音さえなく
シ~ン・・・と静まりかえっています。
やっぱり、景気はいまだにしずんだままなんでしょうねぇ・・・

真夜中を過ぎてもなお、そぞろ歩く酔客同士のからだがふれあうほど、
街に人があふれ、あちこちから、クリスマスソングとともに
嬌声があがっていたのは
いまや夢物語・・・いっときの幻だったのかもしれません。

さて、整備新幹線の未着工部分についての予算が計上される見通しになり、
大喜びの福井県・・・
これで、敦賀市はバリアフリー化の計画案をまたまた、描き直すのかしら?

福井市にとっては経済効果などメリットがあると検証されたとしても
はたして敦賀市にはどれほどのメリットがあるのやら・・・

在来線の問題も、財源や敦賀市が負担する予算額もな~んにも
わからなくったって、新幹線は必要なんだ!
あったほうがいいに、きまってるじゃん!
と、言い張る方々には、きっとおいしい新幹線建設なんでしょうね。

そうそう、今日の午後、議員控室にいたら、
その新幹線の強力な推進派の県議のおひとりが
名刺を各会派の控室に配っておいででした・・・

控室にいたのが、わたしじゃなきゃ、たぶんかけより手を握り
よろしく! と言いたかったところなんでしょうね。
控室の入り口で、今年も大変お世話になりました・・・と言いながら
入り口付近の机の上に名刺を置いていかれました。

なんにも、世話した覚えはないんだけどねぇ・・・
この県議には、ゴミ問題を県会で追及してほしいとお願いしたら
「あんたとは、生きる道が違う」と一蹴されましたっけ・・・
あれから、10年以上もたってしまったとは・・・

今日、ひさしぶりに車をだし、買い出しに行ったというタミヨさん。
夕飯は、焼きサバでした。
うちは焼きサバ、あんまり好きやないけど、栄養とらなあかんし・・・
というタミヨさん
ふたりでやっと半分を消化・・・たぶん明日も残りの焼きサバで夕飯でしょう。
デザートは、妹が届けてくれたクリスマスバージョンのショートケーキ。
とってもおいしくて、別腹だね・・・と大満足でした。

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あ~なんだかねぇ・・・

2009-12-23 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題

2009年12月23日(水曜日)
あ~、なんだかねぇ・・・情けないわ、民主党・・・
「白紙」と言っていた整備新幹線の工事未着工分を
来年度の予算に計上する方針だなんて・・・

それも参院選がらみだなんて・・・

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009122301000497.html

整備新幹線、費用を計上 新規着工に向け10年度予算に

政府は23日、2010年度予算案に整備新幹線の新規着工に
充てることができる費用を計上する方針を固めた。
財源などにめどが立ち前原誠司国土交通相が10年度中に建設を認めた場合、
予算案に盛り込む整備新幹線の事業費2600億円の一部を使えるようにする。

予算編成までに国交省と財務省で額などの詳細を詰める。
未着工区間は北海道の新函館―札幌、北陸の金沢―敦賀、
九州・長崎ルート諫早―長崎の3区間。
10年夏の参院選を控え沿線の与党議員からの強い要請を受けた措置だ。

3区間の新規着工では、09年度予算でも着工調整費として
9億円を計上していたが、建設費用の調達方法が決まらなかったことや
政権交代もあり使われていない。

前原氏は9月の就任当初から新規着工は「白紙」としてきた。
しかし今月15日に発表した整備方針案は、
未着工区間の費用対効果や沿線自治体の取り組みを検証して
着工の優先順位を付け、財源確保策を講じた上で着工すると明記、
方針を修正していた。
(共同)

今日は、娘の友だちのおかあさんから、アイスクリームの
クリスマスケーキが届き、タミヨさん家で、
ひと足早いクリスマスパーティ・・・

わたしはこれから、豊橋に住む孫へのプレゼントの包装に
とりかかるとしましょ・・・

 

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新幹線・新幹線の大合唱

2009-12-16 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題

2009年12月16日(水曜日)
とうとう、孫が新型インフルエンザにかかっちゃった・・・

もちろん、我が家には出入り禁止だし、
娘は仕事を休み、アパートに隔離状態になったふたり。

健さんは娘に頼まれた食糧を買い込み、アパートまで宅配係り。
アパートの4階の部屋の窓に、孫の姿が見えたので声をかけたら
窓は、手を振るどころか、ピシャリと障子を閉めてしまったそうだ。

孫なりに、他の人に移してはいけないと理解しているだろう。

19日には、楽しみにしていた保育園でのクリスマス会だったのに・・・
クリスマス劇やクラスごとの劇、歌にお遊戯と
一生懸命、練習に励んでいたのにね。

タミフルを服用するので、目を離さないようにと医者からいわれているとか・・・
ワクチンの接種をしているといっても、当分の間は
わたしとの接触は厳禁。

ちゃんと、治ったら、クリスマス会でするはずだった歌やお遊戯を
みせてもらうのを楽しみに待ってる、はるみバァバです。

さて、市議会では、最終日の明日、
新幹線の敦賀までの延伸など県内着工を求める意見書を
議員提案でだすとのこと。

反対しているのは、わたしのほか、愛敦会、共産党・・・

先日の一般質問でも新幹線着工によって、
敦賀市が負担するであろう、工事費や
在来線の第3セクター化による自治体負担金分について
どの程度の予算を見込んでいるのかを問いただしたけれど、
概算もしていないという敦賀市。

まるで市民の悲願でもあるかのように、新幹線・新幹線と
行政も議員も声高に叫んでいる・・・
その行政や議員だって、敦賀市民は新幹線を望んではいないということを
知り尽くしているというのにである。

そりゃ、市民全部が新幹線をいらないと思ってるわけじゃないし、
JRとお国が、全額負担してつくってくれるというなら、
市民もこばまないだろう。

国に陳情を繰り返したり、意見書を提出するまえに、
新幹線が着工になった場合のメリット・デメリットつまり
*敦賀市が負担しなければならない予算額(財源と市債を組んだ場合の償還等)
*在来線はどうなるのか
*経済効果はどのぐらいか
などを、市民にきちんと説明すべきだ。

駅周辺の整備事業にしても、一番重要な財源や予算額さえ
一切、口をつぐんだままの行政・・・

家を建てるときだって、まずは、資金調達をどうするのかが大前提。
それを、お金のことは考えずに、こんな家にしようよ! 
と思い通りの家を建て、
ありゃりゃ、こんなに高くついたわ・・・どうしましょ?
なんていう人はいない。

手持ちの資金と住宅ローンなどの返済も含めて綿密に検討するのが
常識じゃない?
それでも、不況の風が吹き荒れれば、返済もできず
家を手放すことになる人が、いっぱいいるというのに・・・

それを強引に推し進めようとしているとしか思えない敦賀市・・・

駅舎の改築やバリアフリー化も敦賀市の計画案にする場合は
100%敦賀市が負担するという。
そのうえ、新幹線もとなったら、いったいどれほどの予算を
つぎこむつもりなのか。

財源は日本原電の1号機の延命と3・4号機の建設、もんじゅ再開だのみ?

 

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議員が市民の側じゃなくて、行政側の視点で、ガード固めてどうすんのよ!

2009-11-20 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題

2009年11月20日(金曜日)
駅周辺特別委員会は、情報を収集し議会で議論するために立ち上げられたもの。
行政の持っている情報を引き出し、
計画がどのようにすすめられようとしているのか、
現状はどうなっているのか、
どれぐらいの予算(税金)をつぎ込むのか、
その財源はどこでどのようにして調達するのか、
将来への負担はどうなるのか、を議論するものだとばかり思っていた。

午後からの委員会で、口火を切った議員は財源問題に言及した。
しかし、行政側は財源や予算については、明らかにしない。

なかなか鋭いところに切り込んだなぁ・・・と思いきや
最後には、「それでいいと思いますよ」と
行政をよいしょする方向に話がいくではないか・・・

わたしはどれぐらいの予算(税金)をつぎ込むのか、
その財源はどこでどのようにして調達するのか、
将来への負担はどうなるのかを質問したが
まったく回答なし。

1月中旬にはJRとの協議を終え、バリアフリー化の詳細が明らかになるのだという。
財源や予算もそのときに・・・とそればかりを繰り返すのみ。

行政側にも言えない事情があるのだから、
それは聞かないのが当然! とまで言う議員。

議員が市民の側じゃなくて、行政側の視点で
ガード固めてどうすんのよ!

意思形成過程での情報公開こそが、市民を巻き込んでのまちづくりを
活性化させるというのに・・・
情報が独り歩きすると、市民が混乱し、収拾がつかなくなり
計画案がいつまでたっても決まらないというのが行政側の言い分だ。

詳細が決まってからでは、何も変えられず行政側に押し切られてしまうのが
目に見えている。
だからこそ、委員会を立ち上げたはずなのに
1月中旬の詳細発表を聞いてから、議論すればいいという議員が多勢。

修繕費や管理運営費など、建物ができればかならず派生する予算、
市債を組んだ場合の償還関連の予算などを計算し、計画案を練らなければ
またぞろきらめき温泉リラポートの二の舞になる。

財源については、毎日新聞の記者リポートにもあったように
打ち出の小づちの原発マネーなのか?

先日の構想策定委員会で副市長が力説していたように
敦賀市の身の丈に合った予算の枠組みで計画案が策定されることを
願っている。

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駅周辺整備構想策定委員会の傍聴にいってきました

2009-11-18 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題

2009年11月18日(水曜日)
午後2時から、駅周辺整備構想策定委員会の傍聴にいってきました。
なんと! 26人中13人の議員が傍聴。
ほとんどが特別委員会のメンバーでしたが・・・
メンバー以外の議員の姿もありました。
それだけ、駅周辺整備事業に関心がたかいという証拠です。

駅舎のバリアフリー化については、いまだにJR西日本と協議中とのことです。

なんだか、JRに振り回され続けている気がしてなりません。

何カ月も前から、協議していたというのにいまごろになって、
この場所には設置できないだの、なんだのとクレームの嵐・・・
そんなの、JRにとっちゃ以前からわかりきっていたはずなのに。
最初に、そういうJR側の条件をすべて提示してもらっていれば
何度も何度も、案をとっかえひっかえしなくとも済んだものを・・・

敦賀市がこれでいいでしょうか?とお伺いを立てても
すぐには回答がこないそうだとのこと。
いったい何さま? って思ってしまいます。
まっ、JR福知山線脱線事故を巡る不祥事からしても
組織のおごりはすごいなぁ~と、なかば呆れてはててしまいますもん。

敦賀駅で働いているみなさんにではなく、あくまでも幹部に対してですけどね。
だって、バリアフリー化についても
大阪のご意向が強く働いているみたいですから・・・

さて、今日のメインは、東京大学大学院准教授の千葉学さんによる
プレゼンテーションでした。

開口一番、敦賀の地勢そのものがこのまちの大きな財産だととのこと。
建物に人を閉じ込めるのではなく、
交流する動線を描き出すデザインをもとに、考えられた駅舎や大学の
設計案は、説得力があり思わず、なるほど!!
と、うなずいてしまいました。

連携大学は建ててほしくないけれど、千葉さんの設計された学舎には
通ってみたいと思ってしまいました。

駅舎のデザインも、2代目駅舎や、港の倉庫群をモチーフにした斬新な形!
わたし、このデザイン気に入りましたね・・・

これから「敦賀駅周辺デザインガイドライン策定専門部会」が
設置され、協議がすすめられていくことになります。

駅西地区のことはこれでおしまい・・・にして
駅を背にした右手のほうの国広町のお話です。

けっこう便利だった500円パーキングの場所に
ホテルが建設されることになりました。
富山を拠点とするマンテンホテルだそうです。

どうも7階建てになるそうで、住宅のすぐそばということもあって
日照権の問題など、住民の方たちが話し合いを始めているそうです。

あの場所は都市計画では、第1種住居地域になっていて、  
床面積3000平方メートルまでの一定の条件の
店舗・事務所・ホテルなどが建てられます。
建ぺい率は60%、容積率は200%となっています。
市の担当課できいたところ、7階建てもOKなんだそうです。

ホテル側が地域住民に対し、説明会を開催しているとのことです。
法的に問題はないけれど・・・
新築したばかりの住民の方々の気持ちを考えるとつらいものがあります。

さきほどの千葉さんは、大学の設計を考えるとき、
近隣の住宅を考慮して、5階建てなどという威圧的な建物はさけ、
建物を分散させることで、大きな壁が住宅の前に立ちはだからないように
デザインをしたといっておりました。

ただ、民間企業のホテル側としては、そんな悠長なことは
考えていなくて、いかに客室を多くつくり効率よく営業するかに
かかっているわけですから、難しいわ・・・

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JR敦賀駅舎改修の財源問題・・・打ち出の小づちをまた振る?

2009-11-16 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題

2009年11月16日(月曜日)
妹の様子を見に行ったついでに、新型インフルエンザワクチンの
予約申し込みを済ませてきた。

11月中に4日間ある予約日は、すでに2日まで満杯。
3日目にあたる11月26日の予約となった。

12月議会を目前に控え、なんやかやとあわただしい日々だけど、
いや日々だからこそ、まわりの人たちに迷惑をかけないよう
接種をすることにした。

さて、2日後に開催される駅周辺整備事業策定委員会、
いったい、どんな話がとびだしてくるのか・・・
策定委員会での方向性を見極めたうえでの12月議会となる。

今日の毎日新聞の記者レポートはこの問題を直撃している。
昔話に出てくる「打ち出の小づち」や神様がかなえてくれる願い事というのは
たいがいが、3回。
なのに敦賀市や福井県にとっての打ち出の小づちの「原発マネー」は、
永久に不滅です!!!って思ってる人が、いまだにぎょうさんいる・・・

すでに概算要求でもやり玉にあげられている
もんじゅや原発関連の交付金なのに・・・

いちばん大切なのは、敦賀市の身の丈に合った駅周辺の整備や
駅舎の改築を考えること。

市長は子どもたちの世代のために、新幹線を! というけれど
大きな借金のツケを子どもたちの世代に背負わせることになることは
まったく考えていないんだろうか・・・

どんな事業にも必ず、メリットとデメリットがあり、
それらをすべて、洗い出し検証し、決めていくのが筋道だろう。
現時点での「新幹線問題」も「駅周辺整備事業」も
メリットばかりが強調され、デメリットには触れようともしていない。
「触らぬ神に祟りなし」を決め込んでいるのが敦賀市の行政だ。

駅周辺の特別委員会がその役割を果たすべきだろう。


http://mainichi.jp/area/fukui/news/20091116ddlk18040204000c.html

’09記者リポート:JR敦賀駅舎改修の財源問題 
のし掛かる市の負担増 /福井
 
◇新幹線延伸「白紙化」で波紋 「原発マネー」皮算用も
 
JR西日本が進めるバリアフリー化に合わせて敦賀市が計画する
JR敦賀駅舎の改修で、財源問題が持ち上がっている。
前政権が合意した北陸新幹線の敦賀までの延伸が、
政権交代で事実上の白紙になり、新幹線の予算補助が不透明になったためだ。
関係者からは「市の負担は確実に増える」との悲鳴が上がる一方で、
一部からは早くも「原発マネー」をあてにする声も出る。【酒造唯】

敦賀駅舎は、鉄筋コンクリート製では北陸で最も古い1951年に完成した。
老朽化が問題になったことなどから、敦賀市は2010年度末で
期限切れになるバリアフリー新法に合わせ、
同年度末までに駅舎の一部改修を行う計画を打ち出した。

JRがどこまでバリアフリー化するかは乗降客数によって決まる。
一日の乗降客数が約6000人の敦賀駅では、
エレベーターとホームに行くための幅2メートルの渡線橋だけがJRの負担だ。
ところが、改修を議論してきた市民でつくる有識者会議では
「エスカレーターがないと不便」「幅2メートルの通路はいかにも狭い」
などの意見が相次いだ。
有識者会議は今年8月、渡線橋の幅をさらに広げ、
ホームへのエスカレーターや階段をつける市の計画を了承した。

市がよりどころとしてきたのが、今年末までの北陸新幹線の
敦賀駅部認可を盛り込んだ昨年12月の旧政権下での政府・与党合意だ。
新幹線が認可されれば、バリアフリーの渡線橋は、
南東に約80メートル離れた場所に計画する新幹線敦賀駅との
連絡通路としても使うので、新幹線の予算で建設でき、市の負担は減る。
認可が年内なら、10年度末というリミットにもぎりぎり間に合う、
とのシナリオだった。

ところが、今年10月に新政権下で出された概算要求で、
敦賀駅部を含む新規着工区間の認可は「白紙」。
市の概算では、駅舎全体の改修費用は32億~52・5億円で、
うち新幹線関連の費用19億円は、認可が出なければ全額市の負担になる。
塚本勝典副市長は「負担増も大きな影響があるが、
仮に先送りになった場合の見通しが立っていないことも問題だ。
駅舎が完成した直後にまた新幹線駅を作るというのなら、
二重投資との批判が出かねない」と心配する。

 ◆新幹線、本当にいるの?

一方で、市民には、新幹線延伸の効果自体を疑問視する声もある。
福井県の試算では、北陸新幹線が敦賀まで延伸した場合、
敦賀から東京までの所要時間は2時間55分。
米原乗り換えで特急と東海道新幹線を使う現行ルート(約3時間)と比べ、
短縮は5分しかない。

河瀬一治市長は「確かに今は『新幹線はいらない』と考える
市民が多いかもしれない。
だが子どもの世代になって、新幹線のある町とない町とでは、
まちづくりが大きく違ってくる」と訴える。
河瀬市長は11日、福井県の西川一誠知事らとともに
前原誠司国土交通相と都内で面会し、新幹線の敦賀延伸を改めて要望したが、
前原氏は「よく検証してご相談したい」と答えるにとどめた。

 ◆切り札は原発

認可が出なかった場合の財源をどうするか。
9月市議会では、ある市議から
「『原発埋蔵金』を駅舎改築に使うべきではないか」との質問が出た。

原発などが立地する地域には、各地域がつくる振興計画に応じて、
電源三法交付金が支払われる。
全国最多の14基の原発を抱える福井県には、
このうち使途が決まっていないため未交付のものが約200億円に上る。
こうした「原発埋蔵金」が、民主党政権に白紙に戻される恐れがあり、
その前に使途を早く決めるべきだと訴えたのだ。

別の市議は、2016~17年の運転開始を目指して
市内で準備工事が進む敦賀原発3、4号機を引き合いに出す。
「運転が始まれば、新たな交付金や税収で再び市の財政は潤う。
それを見越せば、最後は市が自腹を切れるはずだ」と話す。

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概算要求に新幹線はなかった!

2009-10-15 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題
ほ~ら!! 金沢~福井間に国交省の予算、付かなかった… ましてや、敦賀駅部はほとんど絶望的!? 旭副知事は緊急記者会見で、福井県民一丸だの悲願だのと、おっしゃるが敦賀市民の何割の人が新幹線ほしい!! って言ってるんかねェ…敦賀市民のひとりとしては、県民一丸だの県民の悲願だのと言って欲しくない!!ってのが正直な気持ち。 敦賀市も新幹線の予算がつかなかったら、エスカレーターや跨線橋の増幅分、どうするのか、ちゃんと市民に説明しなきゃいけないネ… それとも、また振り出しに戻るのかな? さて、今日の毎日新聞の福井県版に中池見の田んぼのことが大きく取り上げられていました。とれたお米で握ったおにぎりはさぞかし、美味しいだろうなぁ!!
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黒磯駅前活性化委員会のみなさん がんばってね

2009-08-24 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題

2009年8月24日(月曜日)
黒磯駅前の商店街で、新幹線がなぜ黒磯ではなく、
那須塩原になったのかをきいてきました。

昔から那須温泉郷の交通の拠点として栄えてきた
黒磯に新幹線が停車するのが、当然の話だと
誰でも、思うもんね・・・

さて、黒磯駅前においしいおそばを食べさせてくれる
お店があって、2日続けて夕飯はおそばでした。
このあたりも、蕎麦が有名らしく、
温泉に向かう街道沿いにも蕎麦の看板がいっぱいでした。

まずはそのお店の紹介から・・・
生そば冨陽・・・ほんとは冨陽食堂というらしい。
http://www15.plala.or.jp/soba-fuyou/

那須野ヶ原の山菜そばというあったかいおそばが
ほんと、おいしかった。

お店の方のお話では、新幹線は黒磯駅に停車するというのが
以前から決まっていて、誰もが当然だと思っていたそうです。
ところが直前になって、那須塩原駅に停車となったのは
いまは故人となった政治家(これがまた権力があったらしい)
のひとことで、覆ったというのです。

政治駅と言われた「岐阜羽島駅」みたい・・・
岐阜羽島駅には、大野伴睦と妻のツーショットの
銅像まである・・・
大野伴睦の出身は岐阜県山県市(美山町)
彼は、敦賀から琵琶湖、名古屋までの大運河も
計画したという話もあった。
幼いころ、大人たちが話題にしていたのを覚えている。

余談はこれぐらいにして、那須塩原と黒磯に
話を戻しましょう。

新幹線が那須塩原駅に停車するようになって
やはり、黒磯では観光客がへってきたそうです。
黒磯駅前活性化委員会が2年前に発足。
モースケというキャラクターもできています。

旧・黒磯市は本州一の牛乳生産地なので
招き猫ならぬ「まねきベコ」・・・
実は合併で旧・黒磯市は那須塩原市になったのです。
合併に新幹線・・・まさに政治の力で町の人たちの
生活さえ、脅かされることになろうとは・・・

商店街のみなさんは、さまざまなイベントを企画したり
がんばっているのですが、
那須温泉郷の大きなホテルでは、送迎バスを
那須塩原駅を拠点にまわすようになり、
これが観光客の激減につながっているようです。

でも、那須塩原駅前も閑散としているわ・・・
駅前ではなく、郊外に大型ショッピングモールなどが
進出してきてるとのことでした。
イオンやアウトレットが国道沿いにできて
商店街はますます、疲弊していくのでしょう。

でも、黒磯の駅前の商店街さんには
がんばってほしい!
温泉まんじゅうの手焼きの実演をしている老舗だとか
お店のなかに米俵を3俵積み上げてるお米屋さんとか
歴史的建造物に値する旧・銀行のカフェなど
歩いて探訪するのには、とても楽しい街並みです。

まちづくりのお話の次は、エレベーター。
宿泊したホテルのエレベーターは
定員6人なのに、駅舎にある11人定員のエレベーターより
ずっとひろい・・・

そこでエレベーターの定員の基準を調べてみました。

建築基準法の規定により、人間1人を65kgと見積もって
定員を計算すると、11人 750kgになるらしい。

公共施設や駅舎ではほとんどがこの 
11人定員、750kgだという。
とても11人、乗れるはずがないのに・・・

定員どおり、乗れないのに11人って記載しているのは
違法じゃない? と思ったけれど、建築基準法に
定めれれてるんじゃ、どこも取り合ってはくれないなぁ。
建築基準法の改正をしなきゃ、ダメってことだわね。

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那須塩原駅と黒磯駅・・・どちらの選択がよかったのか

2009-08-22 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題

2009年8月22日(土曜日)
昨日はパソコン用のACアダプター本体が
バッグに入っていなかった・・・
京都から帰ってきてから、
アダプターを出していないのに・・・

ということは、京都のホテルに忘れてきている?
それすら記憶にございません・・・

とりあえず、秋葉原に向かうことにしました。
麻生さんに会えるかしら?
などと考えながら降り立った秋葉原駅。
その駅の大きさにまず、度肝を抜かれた。
しかもまだ工事中。

午前中だというのに、いまどきの浴衣姿の
女の子たちがかっ歩している町。

ほんとはウロウロとまわってみたかったけれど、
栃木へ向かう予定を考えて、断念。

高速バスで行く方法も検討したけれど
4時間も座っているのは、つらい・・・
新幹線で那須塩原に行くことにした。

今日は、新幹線が停車することになった
那須塩原駅の状況をお伝えしよう。

まず、11人乗りのエレベーターから・・・
    
那須塩原駅に降り立った客は10人ほど。
そのなかには、車椅子の方と付き添いの方もいた。
エレベーターに車椅子の方と
付き添いの方が乗ると、あと2人しか乗れない。
また、大人だと5人も乗るといっぱいいっぱい。

キャリーバッグなど大きな荷物を持っていれば
4人でいっぱいになってしまう。

在来線のホームは敦賀駅と同じぐらいの幅だ。
跨線橋は2メートル幅だと思う。
       
こちらのエレベーターも11人乗りとなっているが
せまい・・・と感じる。

駅前は閑散・・・のひとこと。
やたら、レンタカーの店が目立つ。
今日、泊まるホテルはこの那須塩原駅前の
那須ミッドシティホテルだ。

荷物をホテルに預け、ニキ美術館へ
最速で行くことができる交通手段を調べた。
まずは、観光案内所から・・・
観光案内所の方は、ていねいに対応してはくれたが
正しい情報ではなかった・・・
タクシーの運転手さんにもきいてみたところ
タクシーだと7000円以上かかるらしい。
となりの黒磯駅にJRで行ってから、
バスに乗ったほうが言いと親切に教えてくれた。

で、とりあえず、黒磯駅に向かった。
こちらの駅のほうがにぎやかで、駅前もそれなりに
にぎわっているではないか!

新幹線が停車することになった町と
通過する町・・・
ほんとだったら、黒磯駅に停車したほうが
よかったのではないか・・・
これも政治的駆け引きの結果なのか・・・
などと勝手に想像をふくらませるわたし。

昔ながらの古い大きな商店も残っていたり
商店街でのまちおこしにも力を入れているのが
うかがえる。
      
しかしこちら側には、ホテルがない・・・
それはなぜかとたずねたら、ベンベン・・・
たずねなくとも、わたしにだってすぐわかる。
那須温泉郷への交通の要所だからだ。

駅前にはお客さんを送迎するホテルのバスや
旅館名の入った車がいっぱい並んでいる。

那須温泉に向かうバスの便は1時間に1本程度だが
けっこう、混んでいた。

バスに揺られること40分あまり・・・
今日は道路が渋滞しているようだ。

新那須の停留所でバスを降りて
そこからニキ美術館までは
かなり歩かなきゃならない。
観光案内所で聞いたバス停からだともっと遠い。

黒磯駅であんなに歩き回るんじゃなかったと
後悔しても時すでに遅し。

午後3時過ぎのバスに乗って美術館についたのは
4時半過ぎ・・・
明日は、那須塩原駅前でレンタカーを借りて
車で行くことに決めた。

明日はニキ美術館や那須温泉のお話を
お届けできるはず・・・
お楽しみに・・・

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