2011年8月10日(水曜日)
車を運転しながら、映画音楽のCDをかけてみた。
とつぜん、淋しさと哀しさがこみあげてきて、涙がとまらなかった。
妹が天国へ旅立って1週間・・・
葬儀の間でさえ、流すことのなかった涙が、いまになって
せきを切ったように、とめどなくほほを伝う。
緩和ケア病棟に入院して16日、帰りたい帰りたいと言い続けた
家に帰ってきたのは、息を引き取ってからだった。
でも愛する家族に見守られ臨終を迎えた妹は
とてもきれいで、幸せに満ち溢れているようだった。
つらい痛みからも解放され、大好きだった夫の待つ天国へ
旅立っていったのだから・・・
53歳で逝った妹の人生をいまだけは、心から悼み、
涙が枯れるまで、泣き明かすつもりだ。