今日は第二次世界大戦で、敦賀が空襲を受けた日。
敦賀大空襲は日本海側では最初、
また空襲を受けた都市の規模としては最小である。
その空襲で母親を失った小倉さん(現在は京都在住)が
お墓参りに、敦賀へ帰って来られた。
昨年のNHKスペシャル「駅の子」生きるために闘い続ける戦災孤児
という番組で小倉さんのことが取り上げられた。
いまは、戦争孤児として生きてきた人生を若い世代へ
語り継ぐ日々を送られている小倉さんである。
その小倉さんと檀野家は、
かれこれ50年以上もの長いお付き合いがある。
今日も、わざわざタミヨさんに会いに来てくださったのだ。
女性史の会の田代さんも小倉さんのお話を聞きたいと
駆けつけてくださったけれど、帰りの時間のこともあって
残念ながら次の機会とあいなった。
小倉さんには、わたしが京都で学生生活をおくっていたころ、
学生では到底、いけないような有名なお店で
ごちそうしてもらったことも度々あった。
今度はわたしが、京都へ小倉さんに会いに行く約束を交わし
今日の再会のひとときは幕を閉じた。