はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

越前市の手話言語条例と小倉さんのこと

2020-02-20 | 議会

今日は、三國議員と一緒に越前市議会を傍聴した。

新庁舎になって初めての本会議だ。

本会議の前には、無形文化財の越前漫才も披露された。

 

議場と傍聴席には、

手話言語条例案が提案されるため傍聴に来られた

聴覚障がいのみなさんのために、手話通訳の方が立ち

市長の話の内容を伝えていた。

 

市長はじめ、部長も説明の時には、一部ではあるが

手話を使って話された。

 

本会議後、福祉課の担当課長さんからも

手話言語条例制定に向けての取り組みとその過程などを

お聞きすることができた。

 

聞こえないという障がいは、

わたしたちには見えない障がいであることを

あらためて気づかされた。

 

日は、越前市のみなさんに多くのことを

学ばせていただきました。

心から感謝しています。

ありがとう。

 

みなさんと話をしながら思い出したのは

京都の小倉勇さんのことだ。

 

2年前に放映された

NHKスペシャル「駅の子の闘い~語り始めた戦災孤児~」で

取り上げられた小倉さんである。

 

そのNスぺが本になった。

小倉勇さんからタミヨさんに、その本が届いた。

タミヨさんが読み終わるのを待てずに

わたしはアマゾンで注文して読んだ。

 

この本のエピローグでは、小倉さんとの出会いと協力で

Nスぺの「駅の子」が出来上がったと書かれている。

    

小倉さんは、駅の子のときに失明し光のない世界で生きてきた。

その小倉さんのパートナーのまきゑさんは耳が聞こえない。

60年もの間、ふたりはよりそい助け合って暮らしてきた。

現在、まきゑさんは寝たきりで、小倉さんが自宅で

介護を続けている。

 

小倉さんは、介護の合間に、子どもたちや若い世代に

ご自分の戦災孤児として生きてきた半生を語る会を

続けている。

 

おふたりに会いに京都へ行く約束をまだ果たせていない。

小倉さんにはぜひ、

敦賀でも語る会を実現してもらいたいとも思っている。

 

3月議会が終わったら京都へいかなければ・・・

 

 

 

 

 

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