2009年3月3日(火曜日)
予算常任委員会での総括質疑・・・
なにぶん、初めての試みとあって、緊張気味。
会派制を重視する議会では、質疑の時間も
会派の人数×5分で持ち時間が決まります。
1人会派は認められていませんが、
無所属のわたしにも5分の質疑時間があります。
30秒で質疑をくりかえせば、10回はできる!
と計算して、余分な説明やごあいさつは
一切省いて、機関銃の如く質疑に集中しました。
頭の中でシミュレーションしただけで、
あとは出たとこ勝負・・・でしたが
初めてにしては、まあ70点というところでしょうか。
順番も人数の多い会派からなので、
わたしは一番最後。
順番が来るまで座っているほうがつらかった・・・
さて今日は民主・小沢代表の秘書逮捕のニュースでもちきり。
麻生さん、ちょっと一息つけたかしら・・・
これでまたぞろ、解散総選挙は大揺れになるかも。
http://www.asahi.com/national/update/0303/TKY200903030171.html
【民主・小沢代表の秘書逮捕
規正法違反の疑い 東京地検】
国内で多額の裏金を作っていたとされる
準大手ゼネコン「西松建設」(東京)の政治献金に絡み、
東京地検特捜部は3日、小沢一郎民主党代表の
資金管理団体「陸山会」の会計責任者で、
小沢代表の公設第1秘書を務める大久保隆規容疑者(47)、
西松建設前社長の国沢幹雄容疑者(70)
=外国為替及び外国貿易法違反の罪で起訴=ら計3人を、
政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いで逮捕し、
東京都港区の陸山会など関係先の捜索に乗り出した。
特捜部の調べでは、大久保秘書は03~06年、
実際は西松建設の政治献金であることを知りながら、
陸山会の政治資金収支報告書に、西松建設のOBが代表を
務めていた政治団体「新政治問題研究会」
(95年設立、06年解散)と、「未来産業研究会」
(98年設立、06年解散)から計2100万円の寄付を
受けたとする虚偽の記載をした疑いなどが持たれている。
西松建設元幹部などによると、西松建設は社名を出さずに
国会議員の政治団体に献金する仕組みを作り、
OBが代表の政治団体を通じて国会議員側に
資金提供をしていたという。
政治資金規正法は、他人名義での献金や政党側以外への
企業献金を禁止している。(朝日新聞)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090304k0000m040139000c.html
【小沢氏秘書逮捕:
「隠れみの献金」に警鐘 露骨な西松手法】
小沢一郎民主党代表の会計責任者が逮捕された背景には、
企業が政治団体を隠れみのに献金し、
政治家に接近する行為が後を絶たない実態がある。
社員を政治団体会員に仕立て会費を負担させ、
賞与で補てんする西松建設のやり方はあからさまといえ、
捜査はこうしたからくりをあぶり出し、
違法な企業献金に警鐘を鳴らす意味を持つ。
政治資金規正法は1948年の制定後、
たびたび不備が指摘され、改正を繰り返してきた。
政治家の資金管理団体への企業献金は00年以降
全面禁止となったが、政党支部への献金や政治団体からの
寄付は認められており、「抜け穴」は存在するとの批判は強い。
企業献金の禁止と引き換えに、政党助成金が導入された
経緯から考えても、政治家や企業の現状認識は
甘いと言わざるをえない。
今回、西松建設による不正な献金は与野党議員や
地方自治体の首長を問わず行われており、
特捜部も広く捜査を進めてきた。
その中で、小沢代表の資金管理団体への献金額が
他の政治家と比較して突出して多かったため、
立件を優先したとみられる。
地検幹部は「(逮捕された)会計責任者は
違法献金だったと知っていたのは確実」と断言する。
ただ、政界や法曹関係者の間では、
「なぜ小沢代表の団体だけなのか」
「今回の虚偽記載の額(2100万円分)が今後、
立件の有無を判断するハードルになるのか」との声も聞かれる。
特捜部は真相解明とともに、こうした疑問に対し
丁寧な説明を迫られるだろう。(毎日新聞)【安高晋】