あらさき美枝(新崎美枝)いのちかがやく大阪を日本共産党大東市議会議員

日本共産党大東市議会議員で看護師のあらさき美枝(新崎美枝)が思い、感じる政治のこと

北条まちづくりプロジェクト 大東市の公民連携事業に湯水のように税金が投入される

2020年01月02日 | 大東市公民連携事業について
北条プロジェクトとは、大東市の北条3丁目の市営住宅の建替えと周辺の街づくり事業の事です。

ペーパー会社である東心株式会社に任されていますが、東心株式会社が銀行から融資を受けるために大東市は昨年12月に2億円今年12月に4億円合計6億円を負担するとしています。

大東市は東心が建設した住宅を20年間16億7569万円で借上げるとしています。

16億円の内訳は家賃総額ですが、これが異常なまでに高い設定になっています。


1LDK(36.27㎡)88,900円

利用者は家賃減免があるので負担は11,800円〜31,300円。
その差額分は税金で東心株式会社に支払われます。

2LDK (49.70㎡)96,800円
家賃減免で16,200円〜42,900円

それほど広い部屋でもなく。
木造でエレベーターもない。
そして共益費は5,000円とこれもまた高額。




四条畷駅や野崎駅周辺でこんなに高い家賃を設定している住宅はありません。

高い家賃を設定することで東心に湯水のように税金をつぎ込む構図となります。

同じくらいの財源で140戸建つ!

 昨年の12月に大東市は直接建設140戸の場合のシュミレーションを出しました。
 
140戸を直接建設する場合の本市の財政負担は13億8千777万5千円となっていました。この金額であれば、直接建設も不可能ではありません。

 そして、140戸建設すれば約70世帯の新規募集ができます。
そのうち半分でも子育て世帯枠を設定すれば、人口流入を可能にし、地域活性化へと繋がります。
 
今のままでは、帰還する74世帯分しか作らないとしており、新規募集の枠がありません。

ここで、一旦ストップして大東市行政が直接建設する方法に切り替えるべきです。

 そして、街づくりは多くの市民が参加して行う事が基本ではないでしょうか。



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