■ argentiere ■ つぶやきブログ

アートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe教室 ■argentiere■(アルジェンティエーレ)のブログです

シリンジの透かしとテクスチャー

2013年07月24日 23時55分40秒 | 教室
今日は夜、教室がありました。

今日の生徒さんMさんは前回から制作途中のペンダントを制作中。
月に雲がかかったようなデザイン。
今日はその雲の部分にあたるシリンジの透かし部分の制作から。

粘土部分がありその中にシリンジの透かしがあるデザインなので粘土に引っ張られても耐えられるだけの強度を出さなくてはいけません。
最低2段重ねて後は高さを見ながら横からシリンジを足したりして強度を付けていきます。

2段重ねたところで飾りの丸玉(乾燥体)をくっつけて一旦乾燥させ、バリが出た部分をヤスリで整えます。
乾燥させて強度が足りなそうなところはまたシリンジを足してという作業を繰り返します。

シリンジの部分が出来上がったら最後にテクスチャーを付けていきます。
今回は鏡面部分とテクスチャーの部分をそれぞれ作って貰うのでテクスチャーがつかないように鏡面部分はマスキングをしてからペーストでペタペタとテクスチャーを付けて乾燥。
乾燥後マスキングを剥がしたところで時間となりました。

次回はすぐに焼成出来るよう、全体を整えてくる事を宿題に致しました。
仕上がりが楽しみです!!

■ argentiere ■ M

ステージアップクラス3-2/6&3/6

2013年07月24日 16時01分59秒 | セミナー
先日の平井先生特別研究クラスにつづきステージアップクラスの方もコンテストにかまけて2回目の授業のブログを書き損ねたのでまとめてアップします。

まずは先月6回シリーズの2回目。
1回目はここまで



進んでおりました。
右側の枠にシリンジでつくった模様はロウ付けされておりません。

そのロウ付けをするところから。
ロウ付けが出来たら酸洗いしてロウがはみ出た部分は綺麗にヤスリで整えておきます。
このパーツはとりあえずここで置いといて次はまだ枠だけの方。

こちらには銀板に糸鋸で透かしを入れたモノをロウ付けします。
なので透かしのデザインをトレッシングペーパーに書いてそれを銀板に張り付け、糸鋸で柄を切り抜いていくのですがとっかかりの穴をピンバイスで沢山開けなくてはいけないのがひと仕事。

その後そこをとっかかりにして一つ一つ糸鋸の刃を入れて切り抜いていくという地道な作業。
糸鋸の細かい作業はちょっと苦手です。
今回も糸鋸の刃を2本折りました(^_^;)
そして私の心も折れたのでここで終了。

次回までに柄を切り抜いて整え、枠にロウ付けしてくるところまでが宿題となりました。
(心が折れてしまった為か途中経過の写真、取り忘れてしまいました。)

そして昨日、3回目。
宿題はとりあえず2日前に慌てて済ませていたのでそれを先生にチェックして頂くところから。
ロウ付けした銀板と枠のつなぎ目を油目のやすりでしか整えてなかったので細かい紙やすりで丁寧に整えることになりました。

整え終わったのがこちら



透かしの柄がイマイチですが次回頑張るということで。
こちらのパーツもとりあえずここで一旦置いておきます。
前回のもう一つのパーツと一緒の写真



次はこの2つのトップ部分につけるお花のパーツを作ります。
花のデザインを決めてその花びら一枚分の抜き型を純銀リボン線で作ります。
ここでお花の出来具合がきまるので慎重に作ります。

抜き型が出来上がったら平らに伸ばした粘土に抜き型を押しつけ、1枚1枚の花びらを抜き、一つの花の形を抜きます。

柔らかいうちに花びらの形を整えて一つは石枠を埋めてもう一つはそのまま乾燥させます。
乾燥出来たらそれぞれヤスリで形を整えて焼成。

とここで時間となりました。
昨日の成果はこちら

石枠のある方の花





石枠の無い方の花





並べるとこんな感じ



このお花、結構可愛かったし、抜き型も作ったので色々アレンジして他の作品を作ってみようと思いました。

次回はいよいよこれらのパーツを合体させる作業に入ります。
楽しみです!!

■ argentiere ■ M


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