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Under construction

有限会社 あさだ建築のブログ。
日常や住にまつわる様々なできごとの感想を綴っています。

3Dプリンタの応用。

2013-02-05 09:43:26 | すぎぼーのログ:日常
こんにちは、すぎぼーです


早いもので、立春を過ぎ・・・・あっという間にバレンタイン間近!それが過ぎるとひな祭り・・・お水取り・・・と続き・・・。
ああ!きっと田植えのシーズンもすぐだわ(気が早い??)


さて、昨今、『3Dプリンタ(プリンター)』なるものが、ずいぶんと話題です。
3Dプリンタ自体は数年前からあるのですが、それがずいぶん裾野が広がってきたというか、なんと言うか。。
2次元のプリンタというのは、今広く一般に普及している、紙に出力されるプリンタですが、3Dプリンタは3D CADなどのデータを元に、立体的なオブジェクトを造形するプリンタのことです。
「印刷」というより「立体製作」という方があたってるかも。

ここにyoutubeの動画があります。
これを見たほうがよくわかるかも。

3Dプリンター紹介ビデオ



ほ~~う、すごいね。
3Dプリンタの方式はいくつかあるみたいだけど、いずれも『樹脂』を使って固めていく、積み重ねていく・・・としてプリントアウトするみたいです。

ここまで、見たあなた!可能性が見えてくるでしょう!?

そうです!こんな技術があれば、今までになかったモデリングがごくごく簡単に作れそうです!
実際、この3D技術はさまざまな分野で役立ちつつあります。
3Dプリンタを使うために、「3Dスキャナー」というのもあって、立体的な像(たとえば体なんかの)がスキャンできます。


最も身近なのが歯型。入れ歯なんかが簡単にしかもオーダーメイドでできそうです。義足、臓器・・・あらゆるものが立体的に再現でき、「欠けたものを補う、もしくは修復する」時に役立ちそうです。

ソース
http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/15166


工業製品やもちろん!住宅産業まで裾野は広がっています。
私は、この動画を見た瞬間、「あっ、絶対建築産業で役立つやん」って思いました。

現在住宅はCADソフトを使って設計するのがほとんどだと思います。
ずいぶんと、そのソフトも進化してきて、設計するだけで、外観図、内観図、果てはウォークスルー機能といって、住宅の中を歩き回って視点を移動できる機能なんかがついています。
これらを使うと消費者(施主)の方も、ずいぶん自分の建てる家が現実味を帯びますよね。
昔は「模型」といって、大きなマンションなんかを建てる時は必ず、何千分の一か知りませんが小さい模型を作るのが一般的でした。
が、バブルがはじけて以降、その注文も激減しているらしいです。
ところが、こんな3Dプリンタの機能を使えば、模型の費用も安く抑えられるんじゃないかしら?
(実際、その3Dプリンタの出力費がいくらかはわからないんですがウィキには「1cm2あたり20円」というような記述もあります。結構3Dプリンタが普及しだして価格が落ちてきているらしいです。)
こんな実物そっくりの物を見ると、がぜん、いろんな作業は考えやすそうです。


で、とうとうこのプリンタを使って、建築物までできちゃった!!?

http://wired.jp/2013/01/25/utch-architect-3d-printed-house/

もはや、SFも現実の時代に!

(ちなみに、映画ダースベーダーのマスクも日本製の3Dプリンタで試作されたらしい)