Under construction

有限会社 あさだ建築のブログ。
日常や住にまつわる様々なできごとの感想を綴っています。

土地測量(境界測量)について

2008-10-07 12:33:59 | すぎぼーのログ:日常
こんにちは、すぎぼーです


実家の建て替えは、いよいよ基礎が終わり、建方に入ろうとしつつあります。
きょうび、基礎ってすごいですよね~。コンクリートミキサー車でゴンゴン生コン練っといて、
ホースでドンドコ流し込みます。
地震時のためにも、基礎だけはしっかりとしたいもの。


父親が、現場から徒歩5分ほど離れたマンションに仮住まいしているので、頻繁に
携帯やパソコンメールに写真を添付して送ってくれます。
(父親は今年喜寿ですが、私以上にパソコンの操作はバッチリです!)
空き地の時はものすごく広く感じた地所も、建物が建ってくると、なんかせせこましく感じます。


その、地所のことなんですが、ご近所の方からの勧めもあって、土地測量をしたほうが
良いということになって・・・・
費用も、相当かかり、(兄の話では60万くらい)「万が一、登記上の土地より随分
実測の土地の方が狭かったら・・・」などという心配もチラチラあったんで、悩んだと
思いますが、結局土地家屋調査士の先生にお願いして、測量してもらうこととなりました。


土地の境界には皆さんご存知だと思いますが、「境界標」と呼ばれる杭(頭のところが赤くて
十字の筋が入っている)を打たねばなりません。
うちの土地は、そんな確実な制度がなかったうやむやな時代に家が建ったので、(もちろん
ご近所も)杭がなかったのです。


先日測量士の方々が来てくださり、単眼鏡のような測量器を使って測量してくださったそうです。
様々な、公的な指標を元にした測量。位置関係を明らかにし、測量結果を使って、公図やいろいろな
図表地図と照らし合わせて計算を進め、境界線を明らかにするそうです。
で、地積測量図なるものを作成してくださるんですが、最も大変だと思うことは、
「全ての隣接地の住人に立会いをしてもらい、確認と押印をしてもらわないといけない」
ということです。


うきゃー、面倒くさいよ~。
しかし、後々のいろんな要素(売買、相続等)のことを考えると、やっぱり土地の
境界は明らかにしておくのが賢いらしいです。


測量の結果、登記上の面積とだいたい大きくは違わなかったのですが、どちらかの境界は
30cmだけ短くなり、どちらかの境界はお隣の塀が30cmほど侵入していることがわかりました。
まっ、大勢に影響がなかったので親はほっとしていると思いますが。

いずれにせよ、隣接する住宅の方と折り合いをつけていくことは非常に大切です。
工事するほうも不安ですが、工事されるほうも不安です。
うちの実家も、足場の組み方から、養生シートの張り方等にいたるまで、随分と
けっちんをくらったみたいです。
しかし、「なんや、それ!!」とけんかごしにならず、これから何年もずっと近隣で
過ごしていかねばなりませんので、気持ちよく話し合いをしていきたいですね





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