令和2年12月14日あさのことば
<ライン日記、人生の処方箋>
[汝、速やかに為すを楽しめ]
なぜ目の前のことに、集中できないのか。
自分に与えられた立場、仕事を誤解するむきもあるようです。
人生に雑用はありません。
人によって心の中で仕分けして、気分や気力を集中したり、散漫になったりしているのでしょう。
出張していた時代、電車でたまたま乗り合わせた人と、しばし語り合う機会がありました。
私よりずっと若いその方は、仕事に対する日頃の思いを熱く語り始めました。
おかげで2時間ほどの車中もあっというまに、着いてしまいました。
彼の語るには、自分の仕事になんらかの喜び希望を、見出さなければ生甲斐がないといいます。
『それは仕事ではなく、死事ですよ』『仕事には必ず意味があり目的があるから、志事と考えて前向いてます』と、こんな人に縁のある今日は『御神尊様のお手配?』と不思議に思ったものです。
さて、戻れば『為すとは原因』ことのおこり『成るとは結果』のことです。
私たちは気持ちが先に行きがちで『成ること』ばかりに心奪われます。そして足元の処理が疎かになりがちです。
今のやらなければならないことは『自力の世界、そして成るは他力の世界、つまりは天地の計らいの世界』です。
いま為すことを楽しみと心がけるとき『為せば成るの門に立つ』ことになります。やります!