令和3年12月18日人生の処方箋
[私の心を治して欲しい]ライン日記
李氏朝鮮時代の宮廷医師の物語があります。賎民の出自に差別されながら、ついには王様を診る侍医になります。
王妃が体が弱く『私は長くない』とこぼすと、侍医は『心が暗いと、お顔も暗くなります。病に勝つためにも、お気持ちを明るく持ってください』
すると、王妃は『うまくいかないわね。私は心が狭いのね。私の心も治して欲しい。』といいます。
時代は1500年から1600年ごろ、秀吉の時代、朝鮮の役のその頃です。
先人は、『心の問題』に近づきながらも、それが『自らの運命を作る』ところまでは、さすがにとどきませんでした。
『心を治して欲しいの願望』は、まだそこに『自力ではどうにもならない壁が、宿命観となって塞いでいた』のです。
しかし、今やもう、『運命の実態は明らかにされ』『心はやりますと誓い』さえすれば、あらゆるしがらみから解放されるのです。やりますで先人の分まで、世の中を明るくしましょう。