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8月1日: 月のうちに緑から褐色/スバルが捕らえた火星

2018年08月01日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

今年の熱波が続く中で、コペルニクス・センチネル3号ミッションは、我々の植物の色が一ヵ月の間にどのように変わったかを更に明らかにしている。これらの二つのイメージは、アイルランドの一部、英国、オランダ、ベルギー、ドイツとフランスの一部の同じエリアをカバーしているが、それらの違いはあまり極端ではないかもしれない。2018年6月28日に最初にとられたイメージは主に緑であり、健康な植物を表している。しかしながら、2018年7月25日にとられた2番目のイメージは主に褐色であり、ヨーロッパが最近の週の間耐えていた長く熱い乾燥のために植物がどのように激しく変わったかを明らかにしている。これらの二つのイメージは、センチネル3号の海陸カラー装置によってとられた。

<出典>: 「Space in Videos;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック。

<ビデオ>: ビデオは上の出典のページから直接、あるいはイメージをクリックしてダウンロード(mp4、1.80 MB)してご覧ください。

 

右下のイメージは、2018年7月29日 (ハワイ現地時間) に「すばる望遠鏡」が近赤外線で撮った火星。火星は7月31日に地球に最接近した。火星は今、全球が砂嵐に覆われており、可視光線では地表の模様を確認することができない。ここではダストを透過できる赤外線を使っている。現在火星を周っている軌道船とは通信ができているが、地上にいるローバー、オポチュニティおよびキュリオシティとは連絡が取れていない。(以上、解説はオリジナル)

<出典>: 「すばる望遠鏡」

<大判>: イメージをクリック。

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