ペルセウス座流星群の流星体は、かつて彗星スウィフトタットルから放出された大部分は小さな石の砂であり、この彗星の軌道をたどってゆっくり散らばっている。このアニメーションは我々の太陽を周る全ての流星体の流れを表現している。地球がこの流れに近づくとき、ペルセウス流星雨が毎年起きる。アニメーションでは明るく強調されているが、彗星の破片は通常は暗くほとんど検知されない。ごく僅かなこの破片が地球の大気に入り、熱し、明るく崩壊するだろう。今週末は、新月が幽かであるだけでなく夜の大部分は空に不在なので、他の活動的な流星雨と同様ペルセウス座流星雨を見るためのより良い空を約束している。かすかなペルセウス座流星群より光らないが、新月が太陽を部分的に遮り、ある北の場所から部分日食が見られるだろう。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<アニメーション>: イメージをクリックするか上のリンクからご覧ください。。
<ひとこと>: ペルセウス座流星群は年間の流星雨の中でも比較的見易い流星雨です。そのピークは12日、この日を中心に前後数日は時折見ることができます。流星体は通常ミリ単位の岩または氷の粒で、このアニメに見るように明確ではありません。ペルセウス座流星群については国立天文台の 「ペルセウス座流星群を観察・報告するキャンペーン」も参照してください。
<お知らせ(再掲)>: 今日8月11日午後4時過ぎから、NASAの太陽観測衛星の打上中継放送があります。太陽を観測する目的の衛星はこれが初めてです。太陽の観測は、その引力が強大なうえに高熱なので、技術的にも非常に難しいと言われています。中継放送は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。