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8月7日: 日本のハヤブサ宇宙船からの粒

2018年08月07日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

顕微鏡の支援を得て見ることができる、この岩の鋭い粒は、日本のハヤブサ・ミッションによって持ち帰られ、今、ヨーロッパ宇宙機関の研究者達によってテストされている小惑星イトカワからの微小なサンプル、地球外のオブジェクトである。日本のハヤブサ宇宙船は、小惑星の表面からサンプルを回収して地球に持帰った世界初のミッションであった。多くの問題に悩まされた7年間、60億キロメートルの冒険の旅の後、ハヤブサは約 1,500 の貴重な小惑星の粒を地球に持帰った。極めて貴重な、これらのハヤブサの粒は、世界中の科学研究の注目の的になり、そのうちの三つが今此処、オランダのヨーロッパ宇宙機関の ESTEC 技術センターにある(注:右下はその一つ)。研究者 Fabrice Cipriani が、小惑星の表面の環境の状態を理解するために、それらの静電気の調査を主導している。機関の小惑星の日のウェブ放送のためにつくられたこのテレビ取材を見よう。

<出典>: 「Space in Videos;ヨーロッパ宇宙機関」

<ビデオ>: イメージをクリックするとビデオのページにリンクしています。直接ご覧ください。なお、大型ビデオは こちら からダウンロードしてください(mp4:82.55 MB)。

<ひとこと>: このビデオは英語解説が中心ですが、ハヤブサの打上からサンプル持ち帰りまでのビデオを含んでいることと、また持帰られたサンプルのその後の記事は、一般的にはほとんど報じられたことがないので、あえて取り上げました。

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