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8月23日: トラペジューム:オリオンの中心で/お知らせ(再掲)

2018年08月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

オリオン星雲の中心、この鋭い宇宙のポートレイトの中心近くに、トラペジュームとして知られる四つの熱い大規模な星達がある。一つの領域の中、半径約 1.5 光年の中に集まったそれらは、密度の濃いオリオン星雲星団のコアを支配している。トラペジュームの星達からの紫外線電離放射線は、大部分が、最も明るい星シータ1オリオンC(Theta-1 Orionis C)から、その複雑な星形成領域の全ての可視の輝きのパワーを供給されている。約300万年のオリオン星雲集団は、その若い年代にはよりコンパクトであり、最近のダイナミックな調査では、以前の逃亡した星の衝突が、太陽の100倍以上の質量のブラックホールを形成したかもしれないことを示している。この集団の中のブラックホールの存在は、トラペジュームの星達に観測された高い速度を説明するかもしれない。約 1,500 光年のオリオン星雲の距離は、惑星地球に最も近い既知のブラックホールにしている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

<お知らせ(再掲)>: 今日8月23日午後4時から1時間半、JAXAによる「はやぶさ2」の説明会が予定されています。現在の状況、リュウグウの観測状況、タッチダウン地点・ MASCOT や MINERVA-II の着陸地点選定の進捗と候補地について説明が行われます。 こちら からご覧ください。

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