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10月2日: 衝の土星とその月

2018年10月02日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

カッシーニは、2017年9月15日にそのガスの巨人の大気に飛び込み、土星での13年間のミッションを終えた。しかし、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡は未だこのリングの惑星を見ている。これは、その62の既知の月のうちの六つとともに全面的に照らされた土星とそのリングを示す、ハッブルによって2018年6月6日にとられた合成のイメージである。見られる月は、左から右に、ディオネ、エンケラドゥス、テチス、ヤヌス、エピメテウス、ミマスである。直径約116キロメートルの最も小さな妙な形のエピメテウスと比較して、ディオネは直径1123キロメートルであり写真で最も大きな月である。カッシーニ・ミッションの間に、エンケラドゥスは、地下の海の存在を意味する表面から噴出する水蒸気のジェットの発見によって、最も興味深い月として確認された。水の存在は生命の存在に結びつくかもしれない。ヨーロッパ宇宙機関の“木星の氷の月探査機 Juice ”は、海を保持するかも知れない木星の月、ガニメデ、エウロパ、カリストを調査するために2022年に打上げられる。ここに示されたハッブル・イメージは、太陽、地球、土星が並び、地球から見て太陽が完全に土星を照らす、土星の衝の直前の6月27日にとられた。地球と土星の最接近は衝とほぼ同じ時期に起き、より明るく大きく見せて、より詳細なイメージが撮られる場を提供する。このイメージの惑星のリングは地球に向かってほぼ最大の傾きで見られる。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 以上、記事は一部のみ取り出しています。

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