天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

10月14日: 母なる自然の創造力

2018年10月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションの指揮官アレキサンダー・ガーストは、我々のホーム惑星についてのより良い視界を持っている。彼は軌道の研究室から南アフリカの西海岸のこの美しい地球を見て言った。「母なる自然はこの世の多くのアーティストより創造的である」

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: この写真は10月初頭の撮影です。
先の11日の新しいクルーの打ち上げ失敗によって、国際宇宙ステーションの作業は当面ヨーロッパ宇宙機関のアレキサンダー・ガースト(ドイツ)の指揮する遠征57の3名で行わざるを得なくなった。ソユーズと同型のロシアの補給船プログレスの打上もしばらく無理だろうし、彼らの予定された滞在期間も左程長くは延長できないだろう。この影響は恐らく短期間では済まされない。アメリカが開発する民間クルー船も実現までにはまだ時間が掛かる。計画ではやっと無人で飛ばしてみる予定だった。国際宇宙ステーションはしばらく無人になるかも知れない。この事故は宇宙ステーションの運営が如何に綱渡りであったか、また、今回は犠牲者が出なかったものの有人宇宙開発が如何に難しいかを知らしめることになった。

コメント