NASAと商用クループロバイダー「スペースX」は、国際宇宙ステーションへのデモ1号無人飛行試験の打上を、東部標準時3月2日土曜日 2:49 a.m. (日本時間3月2日土曜日午後4時49分)を目標としている。この無人の試験飛行は、人間を宇宙ステーションに打上げることを意図した、民間によって建造され運用されるアメリカのロケットと宇宙船の最初になるだろう。中継放送は、NASAテレビとNASAのウェブサイトで、打上前イベントから始まるだろう。この「スペースX」クルードラゴン宇宙船は、フロリダのNASAのケネディ宇宙センタの歴史的な打上複合施設39Aから、ファルコン9ロケットで打上げられるだろう。クルー・ドラゴンは、打上約10分後にその事前の軌道に着き、東部標準時3月3日日曜日 6 a.m. (日本時間午後8時)にドッキングする予定である。クルー・ドラゴン宇宙船はクルー補充用品と器材の約400ポンド(180キログラム)を宇宙ステーションへ運び、若干の重要な調査サンプルを地球に持帰るだろう。この宇宙船は、地球に戻る3月8日まで、宇宙ステーションに取り付けられて約5日を過ごすだろう。ドラゴンがステーションを離れて約5時間後に最高10分間の軌道脱出点火を行い、約30分後に着水するだろう。
<出典>: 「ケネディ宇宙センタ(NASA Kennedy)」
<大判>: イメージをクリック。
<ひとこと>:
<お知らせ>: 3月2日土曜日に、スペースシャトル引退後米国が長く待ち望んできた米国開発の商用クルー船、スペースX社のクルー・ドラゴン試験船が国際宇宙ステーションに向けて打上げられます。ドッキングは日曜日の予定。ドッキング用の設備は既に国際宇宙ステーションの米国のポートに設置されています。中継放送は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。なお、NASAの中継放送の方式が変わっていますのでご注意ください。
また、特集のページを設けました。「ホームページ」の クルー・ドラゴン打上げ から。その他 「国際宇宙ステーションは今(2月28日)」 を参照。