
こちらでご紹介するのは二度目になりますが、なんと言っても前回からの課題であった、仕上げへのスピード感がぐっと上昇した今作品。その早さゆえ間を置かずのご紹介です。
そしてタイトルは、参考にした写真集を見てもこの不思議な視線の鳥の名前が分からないので命名されました。
こうして二作品続いて、気にいった動物をモチーフにその模様やディテールを追ってきた猪野さん。次回作はその細かい書き込み表現の積み重ねを生かして、ひとつの塊になるような 大きなモチーフに挑戦されても面白いかもしれません!
自分がすきなモチーフを探すこと。ここでは猪野さんの動物モチーフですね。昨日の小原先生のブログでも書いているように、テーマやモチーフ決めは作品作りへ入るためのドアとも言えるでしょう。そして自分の描きたいもの、つまりアンテナのどこが働くものを発見し・気づくことは なによりとても楽しいことなのではないかとも思います!
たまには日頃見慣れている帰り道でも、「ここ、絵になるかも・・」ぐらいの気持ちでのんびり歩いてみるだけでも、何か見えてくるかもしれませんね。
梅雨、雨や曇天が続きますが、こういった時の夕暮れの一瞬の晴れ間は 夕日が雲に反射してとてもすてきなんです。そういう瞬間に出会えると、湿気があっても梅雨もわるくない、と思える季節でもあります!
いしやま