

私もアトリエスタッフとして日々"思うこと"をお話したいと思います…
アトリエのスタッフとして働かせていただく様になってからもうかなりの年月がたちました。
今まで作家活動の合間にいろいろな仕事をしてきた私ですが、アトリエの仕事は他の仕事と違って何年勤めたからと言ってキャリアが上がる訳でもなく、また100%満足できる仕事でもありません。
毎年生徒も少しずつ変わり、作る作品や描く絵も毎回違うのでその都度いろいろ考えさせられます。だからこそ、辞められないのかもしれません。
今は小学生、中学生、高校生を中心に指導していますが、生徒に教えながら、私自身も生徒から学ぶことが多い様に思います。
特に小学生の作品にはハッとさせられたり、関心させられたりします。無意識で描いた絵が、きれいな配色だったり、洗練された構図だったり、私には思いつかない発想力だったり…子供たちの感性の良さには、ときおり嫉妬したりします。今いる生徒がこのまま大人になった時にアーティストになったらスゴイ作品ができあがるのになぁ!と思ったり。まぁ全員が美術系に進む訳ではないのですが、一人でもそうなったら嬉しいですね。
絵を描くことはとても根気がいる作業です。集中力がないと描けなかったり、思う様に仕上がらなかったりすることも多々あります。そのなかで、私たちスタッフが手助けできればと思います。
生徒さんたちには、大人も子供も関係なく『絵を描くことの楽しさ』を感じてもらいたいと思い日々指導をしています。
楽しみながら描いた作品は、やっぱりいい作品になると思います。10月の生徒作品展での生徒さんの作品を私もとても楽しみにしています。これからもいい作品づくりの手助けをいたします!よろしくお願い致します!!
しまだひろみ