モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

ザ・小学生クラス

2010-12-21 03:08:00 | スタッフ講師
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木曜小学生クラス 日本画

どうも、二日連続で幸介です!昨日に引き続き小学生クラスの日本画をご紹介させていただきます。今日ご紹介するのは木曜クラス。先週のブログの小原先生の記事でも「子供らしい子供」と書かれていましたね。僕もほんとうにそう思うクラスでありまして、ふざけたり悩んだり熱中したり喧嘩したり、とても子供ならではの面白さ溢れる暖かいクラスです。毎週一喜一憂する姿からは、僕らのような薄汚れた大人には無い「元気」を見て取ることが出来ます。そんなクラスの生徒達の作品を紹介。

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月曜クラスとは打って変わって、安定感のある動物達のチョイスですね。全クラスの中でも一番日本画の授業回数に余裕のあった木曜クラスは、紙粘土で作った動物モチーフ達も「民芸品屋で売ってたら売れるんじゃない!?」というほどのクオリティでした。

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どのモチーフも「和」な印象に仕上がってますね。僕や小原先生には和の要素が少ないような気がしますが、生徒達の作品は無事に着地できたようです。彼らの日本画がアトリエの壁に飾ってある時も、木曜クラスは「小原・田中が反面教師」と書かれていましたが、すごく的を得ていると思います。

そして今日のオススメの日本画はこの4枚↓
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素晴らしい出来!!!来年のお正月には是非居間にでも飾っていただきたいですね!ウサギ年ですしぴったりなんじゃないでしょうか。どれも大胆でハッキリした構図は見ていて気持ちがいいですね。小学生が日本画を描く機会はなかなか無いので(大人でも一般的には無いけど)、彼らがこのカリキュラムを経験出来て良かったなぁと思っております。

ということで、月曜がブラックマンデー、木曜が講師を反面教師にした暖かいクラス、というのをなんとなく作品から感じていただけましたでしょうか。今年最後の授業のクリスマス会の帰り際でも、月曜クラスは自分の作ったケーキに大興奮で「はやくケーキを見せたい!食べたい!」とテンションMAXで帰って行ったのに対し、木曜クラスは「アトリエがこれで今年最後なんてつまんない!」とか「もっとアトリエに来たい!」と口々に言っていました。クラスが違うとこうも毛色が違うとは……

個人的には、僕と小原先生の「芸術家として、自己から生まれるものが絶対」な部分が出たのが月曜クラスで、「誰彼かまわず、楽しくありたい。楽しませたい」という部分が出たのが木曜クラスだと思いますがどうなんでしょうか。

なにわともあれ、今年の小学生クラスも無事終了。今年一年色んな課題があったけど、どれも小学校ではやらないような画材を使ったものばかりでした。来年も彼らに「次の週が楽しみ!!」と言ってもらえるよう、精進して行きたいと思います!

田中幸介

コメント
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