モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

新聞紙三昧

2012-06-07 22:51:43 | 幼児
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幼児クラス

伊藤です。
今週の幼児クラスは、新聞紙ビリビリ遊びから新聞紙工作まで終始新聞紙三昧!!
新聞紙見開き一面に向かって思い切り走ってきて、体で新聞紙を突き抜けると新聞紙は真っ二つ。大判の新聞紙を手でザーッと破る快感。手先を上手に使って、小さくちぎる動作。全身動作から細かな作業まで、新聞紙だけでいくらでも遊びができます。走るのも破るのもあまりに勢いがありすぎて、写真のこども達とっても楽しそうでしょ?

新聞紙で遊んだ後の破片がこの日の工作の貴重な材料です。
張り子といって、作りたい形の基本形に新聞紙や和紙を水で薄めたボンドで何層にも重ねて貼り、しっかり乾燥させるととっても丈夫な立体型を作ることができます。新聞紙破片は、張り子の材料だったのです。
張り子(ハリボテ)は、会津の民芸玩具と知られる「赤べこ」(べこ=牛)が代表作として知られていますね。

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先週のブログで予告した通り、6月から展覧会用作品として日数をかけて大作への挑戦が始まりました。その第1日目がこの新聞紙貼りです。広告紙で船を折って、その紙に何層も重ねて新聞紙と和紙を根気良く貼っていきました。水分を吸った新聞紙は壊れやすいしシワにもなりやすく、扱いが難しいですが、枚数を重ねていくとだんだん要領よくなってきました。
今回の作品は、小学生クラスのように3週くらいしっかり時間をかけて制作していきますので、アトリエ内ではしばらく船が碇泊中となります。ぜひご注目ください!




コメント
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