
坂本 油彩
岩田です。先週は風邪でダウンしてまして久しぶりの投稿です。今回ご紹介しますのは土曜午前クラス、坂本さんの油彩です。こちらは軽井沢にある白糸の滝。常に透明度が高いことでも知られる滝ですが、こちらの作品も滝つぼの中の水の透明感、とても美しく表現されていますね。
又中央のメインとなる滝、その左右に流れる白糸のような水の流れも面相筆を駆使し、繊細な仕事がなされています。それが岩にあたった時にできるしぶきもとても良いですね!
描いていく途中、「岩」を表現をする上で今回はペインティングナイフを使いましょうということとなり、バーントシェナーやバーントアンバーといった色を主体に捕色なども混ぜつつ、キャンバスの上にいつも以上にガッツリ厚く絵具を盛っていきましたが、結果それが思っていた以上に良い効果を生んだ気がします。
滝を描かない段階では、絵の具をあまりにも厚く盛った為、表面が先に乾いて中が乾かなかったりということもあり上手く行くのかなという不安も多少あったかもしれませんが、繊細な滝と立体的で武骨にも見える岩の質感の対比がとても美しい見せ場となっています。
以前にもまして油絵の具を使いこなし、大胆な表現にもチャレンジされ、ご自身の表現したいことが画面にストレートに打ち出されてきている。とても素晴らしいことだと感じます。