どうも幸介です!本日は小学生クラスの日本画の完成報告。昨日の小原先生のブログで制作の手順など詳しい事が書かれておりましたが、こんな風に完成いたしました!!
日本画は日本で発達した絵画。日本画に対して油絵は「洋画」なんて言われたりしますが、油絵などの絵画に比べて、日本画には輪郭線があったり、逆に陰影など写実的な描写は簡素ですね。小学生の絵画は、線に揺らぎがあったり偶然性を孕んでいたりしまして、そこらへんが日本画だとダイレクトに魅力として表現できるのかなと思っております。
絵画教室でも、中々小学生100名近くに全員日本画を、というカリキュラムは珍しいのではないでしょうか。小原先生のブログを読んでいただければ分かるとおり、すごーく面倒です。こと小学生にいたっては、一度描いた絵をもう一度写して、絵の具を溶いて、息を止めて金箔を貼ってと、修行のように感じたかな?その甲斐あって、みんな素敵な作品が仕上がりましたね!!
講師陣にとっても大変ではありますが、やはり仕上がりを見るとやって良かったなと思います。伝統的なのに、小学生達の魅力が合わさって前衛的にも感じます。それにせっかく日本にいるのだから、ここでしか学べない技法を学びたいですよね!!日本ならではの描写、漫画やアニメのルーツでもある描画方法を学んで、みんなもワンランク上の小学生になれたのではないでしょうか!?
ということで、完成した作品を持ち帰ったみんな、お家の方々に何が材料でどういう順序で作ったか、ぜひお話してみてくださいね!!