火曜親子クラスは、12月15日が今年最後の授業となりました。この日は、来年の干支ウシをモチーフにしたお正月飾りを粘土で制作しました。(写真:右)金屏風は、墨と絵の具で、紅白梅図のように華やかに演出してみました。牛は、牛歩と言われるように遅くても力強い、着実な歩みは諸病諸悪をはねのけて、明るく平穏な一年を切り拓いてくれることでしょう。そんな願いを込めて制作しました。
さて、オリンピックイヤーとして始まった2020年でしたが、新型コロナウィルス影響で全く予想もつかない出来事ばかりの1年でしたね。初の緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出自粛や学校の休校要請などが行われたり、様々なイベントが中止となり、未だ経済への打撃も著しい状況です。
親子クラスは、対象年齢が未就園児ということもあり、外出が不安で参加出来なかった方が多くいらっしゃいました。外出がままならず、お友達に会えない、制作できない期間が続き、体力も心のエネルギーもなくなっているのではないかと、会えない親子への心配もありました。社会とのつながり、人と人とのつながりが稀薄になってしまったこの1年。改めて、直接顔を見てお話ができて、一緒に制作ができる環境に居れることの大切さを感じました。
社会の状況を見ながらも参加してくださった方、参加したくても外出が不安でできなかった方、どちらの皆様もミオスへ想いを寄せて頂き、今年1年本当にありがとうございました。
素敵なクリスマスと良いお年をお迎えください。
来年の親子クラスは、1月12日(火)スタートです。(Eri Ito)