左 暁希 / 右 凌太郎 共に中2 油彩
こんにちは!飼い犬がみるみる大きくなり、毎日驚いています…サヤカです!
今回は、中学2年生の暁希と凌太郎の作品を紹介します。2人とも小学生クラスから通っていることもあり、さすがのクオリティですね!
まず暁希の豹を描いた作品ですが、迫力があり、一目見た瞬間に引き込まれる表情が素晴らしい!こちらを睨み、威嚇をしているような表情から、弱肉強食の自然界で生きている豹の逞しさが伺えます。体の模様はもちろん、逆立っている眉毛や、なびくヒゲなど、細かなところまで描かれていて豹のオーラまで再現できています。背景の色を寒色にすることで、画面が引き締まり、より凛々しい印象を持った作品になっていますね!
次に凌太郎は、猿と紅葉の景色を描きました。暁希の作品とは対照的に、穏やかな雰囲気を纏った作品に仕上がっています。存在感溢れる中央の猿ですが、紅葉に染められたような黄色がかった色彩と影のコントラストがとても綺麗です!この影の暗さによって、背景の紅葉の鮮やかさが際立っています。様々な色が混ざって織りなされる紅葉の繊細さ、一本一本色を変えて描かれた幹から、色使いのセンスの良さが伝わってきます!
どちらも動物を描いた作品ですが、それぞれ動物の印象が正反対に違うのがとても面白いですね。この面白さを感じられるのは、暁希と凌太郎の表現する力があってこそです!2人とも毎週おしゃべりしながら(時にはだらだらしながら?)進めていましたが、出来上がった作品のクオリティに驚かされました!これからも楽しく作品作りをしてくださいね。