オバラです。ゴールデンウィーク明けから2ヶ月、私はほぼ『操り人形』ネタしかブログで書いてきませんでしたが、それも今回で最後です。
元々は「生徒作品展の展示で使った板や棒の材木を、ただ捨てるのも芸が無い。作品に利用できないかな?」が、今回のカリキュラムの発端です。その後、なつめ先生や一平先生(元小学生クラス生徒で後のスタッフ)にアイデアを募りました。
私が電鋸で適当に切った端材から、150個の作品が生まれました。廃材工作は、最初はガラクタにしか見えないものが、自分の手でどんどん変化し、命が吹き込まれていくのが面白いところ。そりゃあ愛情も湧くというものです。
とは言え、ただの飾りでは愛着までは湧きません。でも今回の制作物は動かせるのですから、遊んでいる内に好きになっちゃうでしょう!?(球体関節人形も動きますが、ポーズを変えられる程度でしたからね。)
YouTubeで公開した人形劇は、子どもたちの意外な一面を垣間見られる、大変有意義なカリキュラムでした。(アイデアを出してくださった大人クラスの原さんに感謝!)
率先してリーダーになった子、人前での発表はできず不参加の子、人をまとめるのが上手い子、指示待ちな子、褒めるのが上手な子、緊張してガチガチな子、アドリブの効く子、柔軟に人の意見を取り入れられる子、絶対譲らない子、劇に出たかったのに未完成で出演できず大泣きした子、全て絵を描いていただけでは分からなかった特徴です。それぞれの個性を自然に認め合っている子どもたちに、教わるものが多かったと感じています。みんなありがとう。またもやきっと、私が一番楽しかったよ!