本日は、親子クラス・春のワークショップでまだ掲載されていない素敵な作品をお届けします!こちらの共同作品は、3月末の桜が満開の時に、ジャストタイミングで製作した桜の木です。
まずは、参加してくれたお子さん達自ら絵の具を作りました。最初の写真は、すり鉢とすりこぎを使って、おままごとでもしているかのような写真ですよね!実はこれ、玉になった土を細かくしているところです。大体細かくなったら、さらにサラサラの粒子にするために、ふるいにかけます。3歳児にとっては、普段使ったことのない道具ばかりなので、興味津々でした!これで、下準備は終了。最後に、サラサラの土に水で薄めた糊を混ぜるのですが、糊の粘着力が加わることで画用紙に土が定着し、絵の具となります。
さて制作は、3人で1枚の大きな紙に、桜の幹と枝を描いていくのですが、手と腕だけを使って描くのでは木の長さが足りず、もはや全身を使ってのダイナミックお絵描きとなりました!力いっぱい筆を動かして描いたので、とても迫力がありますね。
桜の花は、赤と白の絵の具を混ぜて、好きなピンク色を作っていきます。程よく混色できたところで、まずはタンポで絵の具をポンポンと押して、蕾を表現。その後で、徐々に桜が咲いていくように花を増やし、ピンクの手形がいっぱいになったところで、満開になりました!
満開の桜が完成した後は、残り時間で個人制作。土絵の具に、花の色水も絵の具に加えて、お絵描きしました。花の色水は、画用紙に描いた後に少し色が変色していくのも味わいがあって綺麗でしたよ~(Eri Ito)