最近腰が痛い一平です!本日は生徒さんの作品紹介ではなく、僕の学校での課題を紹介したいと思います!
まず僕がやっていた課題を簡単に説明いたしますと、1人1つテーマとなる言葉を選びます。その言葉は「お惣菜の容器」や「リコーダー」であったりと様々なのですが僕が選んだのは「スケッチブック」でした。そしてその選んだものは何をもってそれと定義付けられるのかを考え、本当に重要な要素を抽出し、選んだものを既存の形から新しい形にするというものです。
要するに今あるものを見直して、簡略化出来るところはしようというような課題です!
僕のお題はスケッチブックだったのでスケッチブックの何が大事かを考えていったのですが、最終的に「描くor 書く」の要素が残っていればスケッチブックになるんじゃないか?!という結論に至り、そこから形を考えていきます。
初めに言ってしまうと、僕が今回作ったものは自分の身の回りのものを自由にまとめてスケッチブックにしてしまおうというものです。そのスケッチブックには段ボールのページや布のページ、新聞紙や透明なもののページなど様々な素材が挟み込まれます。画材が同じでもページによって描き心地や線の雰囲気に差があって描いていて面白いですよ!
また、子供の頃の指先への刺激は器用さや応用力などに直結していると言われています。そしてそんな異素材達は指先に刺激を与えるので、子供達の知育の観点でも役立つと考え、ミオスの子供達にも協力を求めデータを取らせてもらいました。子供達も素材が白い紙じゃないだけに紙に描く恐れというものが軽減されたのか色々なものを描いてくれました。面白かったのが黄色い布に黄色いインコ、段ボールの段々を利用して竹を描く子などページの素材から描くものを考えまる子がいたことですね。興味深い!
最終形は透明で見づらいかもしれませんが、スケッチブックを自分で作り出すための束ねるボルトとナットのようなツールを製作しました。これにより子供達の指先への刺激と同時に、身の回りのものが紙に見えてくる応用の視点も身につくのではないでしょうか!