モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

月明かり

2011-10-16 04:14:00 | 学生
P9200443_3朋恵  高一 日本画

酒井です。初めての日本画を描いた高校生の作品を紹介します。絵具を一色ずつ丁寧に作らなければいけない日本画に手間取り、時間をかけながらも、初の作品を完成させました。

月明かりに照らされる薔薇、飛び回る蝶。幻想的な一枚です。3本の薔薇の色は配色に悩みましたが、赤や紫を入れたことで、艶やかな印象に仕上がりました。最初のうちは色選びや塗り方がなかなか上手くいかずに苦労しましたが、少しずつ勝手がわかってきてからの描き込みはさすがに高校生!細い筆で丁寧に描き込んでいきました。仕上げには銀箔で、煌めく蝶の鱗粉をのせてあります。

この調子で、これからも繊細なモノづくりをしていって下さいね!!楽しみにしています。今はリボンを使ってカチューム作りに取り組んでいる高校生組。機会があれば紹介しようと思います!

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現代アートの島へ

2011-10-15 10:05:00 | スタッフ講師
Naosima
もうすっかり秋!と、思いきや、アトリエ内でも蚊を発見してしまいました。チノです。
先日の三連休を利用して、「直島→倉敷→鳥取」に行ってきました!直島は現代アート、倉敷は私立では一番長い歴史をもつ「大原美術館」そして、鳥取はなんといっても「砂丘」に惹かれて行きました。
直島。既にご存知の方もいるかと思いますが、私も最近知ったので、一応ご紹介を。(幸介先生が書いた
去年の記事もあります!)
瀬戸内海に浮かぶ離島の1つで、地中美術館、李禹煥(リーウーファン)美術館、ベネッセミュージアムという大きな3つの美術館と、民家や島の土地柄を利用した「家プロジェクト」という体験型のアートが主な見所です。

ベネッセというと、「進研ゼミ」のイメージが強いですが、95年ごろから、若手アーティストの支援の取り組みをしてきていたようです。ついでに、島には会長の立派なプライベートビーチもありました!(おじさんが教えてくれました。笑)

話がそれました。
幸介先生も書いているととおり、島は人も雰囲気もとってもおおらかで心地よいです。そして、島を自転車で巡っていると、「お、こんなところにも何かある!」という発見が沢山あります。
普段、私たちが見ている物の曖昧さ、勝手に思い込んでいるもの、、、、そんなことをハッと気付かせられるような作品が多かったと私は感じました。
一人旅だったのですが、同じ宿の子と仲良くなったり、偶然会った人とも打ち解けられる雰囲気があり、「この作品は~」「あの作品は~」なんてお喋りするのがとても楽しかったです!
Sakyu
後は、砂丘が印象に残りました。倉敷の大原美術館や、足立美術館にも足を運んだのですが、ココでなくてはいけない!という感じがイマイチ薄かったことがそのまま印象につながってしまいました。

鳥取砂丘ではペンションに泊まったのですが、オーナーが砂丘を撮り続けて20年以上という方で、早朝にオススメスポットを案内していただいたり、お話が聞けて良かったです♪(るるぶに写真を提供しくれと頼まれたりするそうです!)
砂漠だと、水とは無縁のようなイメージがありますが、砂丘は海のすぐ側にあり、なんだか不思議な光景でした。観光客はいっぱいいるのに、少し離れると、もう視界に誰もいなかったりと、非日常の風景を味わうことができます。

昨日、オーナーからお手紙が届きました!
途中で私のデジカメの電池がきれてしまったので、私の撮った写真を同封します・・・と。
St330548_2
こんな心配りもとても暖かく、うれしかったです♪

さっそくお返事を書こうと思います。

思いがけない出会いがあることも一人旅の魅力ですね!
オバラ先生や赤尾先生の気持ちがわかりました!(まだ海外一人旅までは行きませんが♪)

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1年の成果

2011-10-14 00:46:00 | 小学校受験
Jyukenundoukai
左 年長 / 右 年中

昨日と連続“小学校受験クラス“の記事で失礼します。
こちらの作品はプライベートレッスンで描いた『秋の運動会ー綱引き』の絵。
左は11月に受験を控えた年長さんが講師のアドバイス無しで12分で描いた作品、右は年中さんが講師と一緒に25分掛けて描いた作品です。
年長さんの作品は思い切った構図や力の入ったポーズ、安定感のある筆圧など、非の打ち所ないクオリティの高さです。
年中さんの作品は力を振り絞る表情、踏ん張るポーズ、恐々手足を見切ってみた右端の人物など、一生懸命運動会を再現しようとする努力が見て取れます。

時々「何回プライベートレッスンを受講すれば試験に通用する作品が描けるようになりますか?」と問い合わせがありますが、例えば月に2回スペイン語のプライベートレッスンを受け、家では一切勉強しないとしたら、話せるようになるのに相当な時間が掛かるように、この子達はおうちでたくさん復習して来てくれるからこそのこの作品を生み出せます。
1年でここまで成長するのはご家族の努力・協力の賜物なのですね。皆様の努力が報われる事を祈っています。 オバラ

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正念場

2011-10-13 23:36:00 | 小学校受験
P1001404

小学校受験プライベートレッスン
年長作品

10月も半ば近くなり、この秋に小学校受験を控えている生徒さんは今まさに正念場をむかえています。
グループによる受験クラスが9月末で終了した為、今は1対1のプライベートレッスンのみです。

受験クラス開講中は、豊富なカリキュラムに基づき、絵画・制作の基本をしっかりと身につけてきました。
本番間近な現在は入試過去問題に取り組んだり、実際の試験の時間内で制作できるように時間制限を与えるなど、本番に備えた授業が行われています。

と書くと、
かなり緊張感のある授業のように思われるかもしれませんが、ミオスのモットー「楽しんで制作する」授業は変わりません。
ユニークな問題やテーマ、そして先生と競争しながらの制作など、常に楽しんで遊び感覚です。

絵画にしても立体製作にしても、多くの入試問題が実に個性的で、こどもの想像力をかきたてるものが多いようです。
例えば・・・
・消防車が通る道路の音を聞き、思い浮かぶ道路の絵を描きましょう
・消防車が通る道路の音を聞き、出てこなかった自動車の絵を描きましょう

この問題、かなりハイレベル!それぞれに求められているものが違い、ただ上手に描ければ良いのではなく、指示の聞き取りや描きたい場面を伝えられるかなど、かなり重要な要素が含まれています。

他には
・宇宙で見た事もない家を描きましょう
・化石を見た後、世界にいない動物を描きましょう
・レゴブロックを使ってクモの巣の上を走る車を作りましょう
・マネキン(実物)の洋服を作りましょう
・誰も見た事もないプレゼントの絵を描きましょう
などなど。

上の写真もこれらの課題のひとつ、「誰も見た事もないプレゼント=お姉ちゃんにあげるゾウの形をしたピアノ」の絵です。
考える時間も含め10分で完成しました!
普段の生活体験や自由な発想から思い浮かんだアイデアがとっても良いですね!
本番も楽しんで自信持って臨んでください!!

伊藤





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まだ中学1年生なんです

2011-10-12 03:15:00 | 学生
Haruka晴香 中1 水彩
木々の間から射す光の中、雄たけびをあげる狼。
幻想的で透明感のある、思わず見とれてしまうこの作品・・・まだ中学一年生の晴香が制作したものです。
これまで何枚も動物を制作してきましたが、背景とメインの動物がマッチした、今までの集大成とも呼べる作品になりました。
青を中心とした寒色だけに色を絞って画面に統一感を出しており、また少ない色数の中にもグレーの幅が広く美しい!
何より絵から寒い朝の引き締まるような空気が伝わってくるのが素晴らしい。
晴香はいつも周りの大人の方々と一緒に黙々と制作しています。
同じく日曜クラスに通う中3の珠乃ちゃんといい、日曜クラスはスーパー中学生が2人もいます。腰を据えて絵と向き合っている様子は大人でも見習いたくなるくらい!
絵からも画面に対する真摯さが伝わってきますね。動物の一瞬のハッとする表情、これを持ち味にして色々な絵に挑戦していきましょう! 赤尾





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皆勤賞

2011-10-11 22:58:28 | 小学生 イベント
Kaikinshouオバラです。アトリエ・ミオスには『大人』『チケット制』『学生』『小学生』『幼児』『小学校受験』『親子』の年齢や目的別に分かれたクラスがありますが、実は小学生クラスだけ特別なご褒美があります。
それは皆勤賞です。
1ヶ月一度もお休みしないと、自分の名前の書いたボードにシールが1枚貼れます。
シールの側には“〇月”と記入します。
シールが12枚貯まるとプレゼントがもらえます!
内容は大人から見たら「くっだらなーい!」と言われそうな、絶対お母さんには買ってもらえなそうな物から、水彩絵具や筆など実用的な画材まで様々。
男子寄りのプレゼントには、メカっぽい(電池付き)もの、おもちゃ、プラモや立体工作など。
女子寄りのプレゼントには、ファンシー文具、手芸用品、ファッション系の雑貨など。
細々とたくさんの物がギッチリ入っていますが、透明の袋に入れてあるのでよく見て選んで、好きなものをゲットできます。
長くアトリエにいる子は3回も4回ももらえるので、その選んだ物を見るとその子の成長がわかり(段々実用的な物を選ぶようになります。)とても楽しいです。
ただ、プレゼントを仕入れるのが大変で大変で…。画材屋・文房具屋・おもちゃ屋・雑貨屋・電気屋・大手スーパー・100均などなど、3連休の内の二日をプレゼント集めの買い物に費やしました。
苦労したので喜んでもらえれば幸いです。

あ、なんで小学生クラスだけかって?
幼児は幼稚園に行っている期間が短すぎ、学生は好みがうるさいから面倒くさく、大人は…欲しいものは自分で買って下さい!

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アトリエ用のお稽古カバンに最適です

2011-10-10 07:21:00 | 小学生 工作
20111010
木曜クラス 9月課題

どうも!小学生達に「大人っぽくも先生っぽくもないところが良い」と言われて複雑な気分の幸介です!!9月の公園で行ったアクションペインティングの布地、そしてその布で作るバッグが完成いたしました!

今回使用した布地は厚手だったので、重なった部分などに苦戦した生徒も多かったようです。そんな中、木曜日クラスは高学年が多かったこともあってか比較的スムーズに完成に至りました。シンプルな完成形ですが、布地が派手な分、バランスがちょうどよくってとても可愛い仕上がりです。絵の具セットは入らないサイズですが、アトリエの授業で絵の具以外の持ち物の日(工作とかの月)に使ってもらえたらいいなーなんて思います。

ということで続々と完成しておりますバッグの報告第一弾でした!!

田中幸介

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宝箱 学生ver

2011-10-09 06:32:00 | 学生
P9200451




先日チェーンソーデビューを果たしたガテン系大学生、酒井です。


今日は、学生クラスの工作、宝箱を紹介します。夏に小学生たちの宝箱を紹介しましたが、今回の中学生たちの作品はさらにクオリティがさらにアップしています!!左の2つ、女子組の作品はラインストーンやビーズを沢山つかってお洒落に仕上げてあります。中にも布を張って高級感を出してみたり、カギにもペンで絵を描いてこだわっています!女の子ならではのこだわりが細部にみられる素敵な作品たちです。

対して右2つ、男子組の作品はまさに木工作品といったもの。毎週ノコギリを駆使して木を切って紙やすりをかけて、体をつかって作品を作っていきました。ベニヤ板を切りだして側面に引き出しをとり付けてみたり、四角い箱にパーツを加えて縦長の作品にしてみたり。苦労のかいあって、2人とも完成度の高い作品が完成!スタイリッシュに黒でまとめてあります。

工作作品になると、男女の差が顕著にでるような気がしますね。絵だけではなく工作も出来るのが、ミオスの良い所だと思います。これからもいろんなことに挑戦していって欲しいですね!

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旅先にて

2011-10-08 23:31:51 | スタッフ講師
チノです。みなさん三連休いかがお過ごしですか?
私は今、香川県の直島に来ています。直島にはその土地の自然や民家を生かした現代アートが有名で、連休ともなると、フェリーいっぱいの人が外国からも集まってくるそうです!(実は私は金曜に観てまわったのでゆったりできましたが♪)

これから、倉敷の大原美術館、ついでに足立美術館も観に行こうかと思っています!(山陽・山陰の旅です)

と、いうわけで今日はこれにて失礼します~!

また直島のことなどお話したいと思いますね。

よい連休を~!


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ポスターに選ばれました

2011-10-07 23:34:07 | 学生
Nanaposta奈々 中3 『青少年吹奏楽コンサートポスター』 ポスターカラー

去年のポスターは日曜学生クラスの珠乃が、選ばれましたが、今年は火曜学生クラスの奈々の作品が選ばれました。
このコンサートのポスターは、楽器を中心に描くことが最初から指定されます。
また白黒で新聞記事に載せられたり、参加者に配られるA4のクリアーファイルを2色展開で印刷することも考慮して、色合い・構成をきちんと考えなければなりません。
実際の形よりちょっととぼけたフォルムが好感が持て、子どもから大人まで誰でもウェルカムな会場で中学生達が演奏するコンサートであることが一目でわかります。どんな人種を対象に訴えるべきかよく理解しています。

と、これまた珠乃同様本人は言わないので、回覧板で見付けたんですよぉ!
謙遜ではなく、冷静に自分の仕事の成果を判断して、あえて言わない大人になっちゃった彼女達の成長を素直に喜べない私達講師。寂しいから「もっと素直に自慢してー!」   オバラ

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雨模様

2011-10-06 23:12:00 | 幼児
本日は力作揃いの絵画作品(クレヨン&水彩)を幼児クラスの生徒さんすべてご紹介します!!
日本には、雨を表現する言葉がとてもたくさんありますが、ご紹介する『雨の日の絵』はすべてその言葉に当てはまらないほどの完成度なのでじっくりとご覧ください。
まずは、年長さん作品です。

10051

雨粒の形も雨の通ったすじも個々に表現が違って、雨の音も違って聞こえてきそうですね。
続いて、下の作品は年長さんと年中さんです。

10052
こちら良く見ると、水溜りにポチャンポチャンと雨粒が落ちる様子や傘の上に雨が跳ね返っているところなど、描写力抜群の作品です。雨の様子をここまで感じ取って表現できる観察力には脱帽しました!
雨雲や雨空の色が本当に美しく、その場に漂う空気も感じられるような絵ですね。
最後に年中さんと年少さんです。

10053
入会したばかりの年少さん達も頑張りました!自分ともう一人一緒に歩いている人は、お母さんです。
ひとつの傘に一緒に入って歩くのも楽しいよね。日常の親子の様子が伝わる作品です。

人物画は久しぶりの制作だったので、忘れてしまっているかなと少々心配でしたが、期待以上の出来ばえ!
次回の制作テーマを考えるのに欲が出ちゃいそう・・・!

伊藤







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山水画のような

2011-10-05 03:07:00 | 大人 日本画
Photo松岡 日本画
赤尾です。今日は水曜午前大人クラス、松岡さんの日本画第二弾をご紹介します!
渓流によって荒々しい形をした岩、激しい流れを思わせる水しぶき。
野生的な風景は日本画の岩絵の具ともマッチしており、岩のゴツゴツした質感がとてもリアルです。
岩の表情を細かく描き起こしたこの作品、サインも含めとても二枚目とは思えない技量を感じます。
日本画は一枚描くだけでも時間と労力が必要なので、一回体験して燃え尽きる方もたくさんいらっしゃいますが、二枚以上制作されている方を見ると確実に一枚目よりもこなれた深みのある作品を制作されているので、余力があればぜひ枚数を重ねてほしいものです。
松岡さんは絵に対してとても熱心な方です。家で何枚も下絵を描かれたり、講師も思い付かないような筆の使い方を研究されたりと、アトリエの時間外でもこつこつ地道に絵と向き合うことで実力をつけられたのでしょう。手前の岩から奥の岩に抜ける空間や今にも激しい音が聴こえてきそうな水の流れも見事再現されています。
重々しい色遣いから自然の厳しさまで伝わってくるこの作品、ぜひご自宅の和室に飾ってくださいね。

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寄り道で出会うもの

2011-10-04 21:48:17 | 学生
Ryu
左 学生クラス 幸子・南月
右 大人クラス 矢作

オバラです。あっという間に10月になり、今年も残すところ2ヶ月を切りました。
そこで、先取り工作“辰年にちなんだ龍の置物”です。
学生クラス・左は「小学生と同じ“宝箱”作りで立体だったから、次は油絵やるぞ!」と言っているのに「ヤダ…また工作したい」と小学生以下の駄々をこねてはじめた、金属立体。針金でドラゴンの骨組みを作り、アルミホイルで肉付けをした後、ビールの空き缶でウロコを作ってセメダインで貼っていったもの。
大人クラス・右は「なんだか油絵行き詰っちゃって、絵はしばらく描きたくないわー。」と子どものように素直につぶやく70代のいい大人・矢作さんの逃避作品。
どちらも共通点は「遊び感覚の作品」であることですが、なぜか気合入れて時間掛けた作品より遊びから生まれた肩肘張らない作品の方が、往々にして面白いものが生まれてしまうんですよね。
逆にむしろそっちの方が評価が高かったりして、褒めてくれた人に八つ当たりしたくなったり。

真面目でコツコツやる方にこそたまには逃避してもらいたいと思っていますので、常に粘土や木材はご用意しています。
「そんなのどこに売ってるんだよ?」な田中先生の海外のド派手ファッション雑誌も息抜きにピッタリ。
わがままもクレームも望むところ、「いつでもかかって来い!」なので、無謀なことつぶやいてみると楽しいことが起きるかも?ですよ♪

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優秀な生徒!

2011-10-03 03:09:00 | 学生
20111003
茉友子 中2 油彩

どうも!ほとんど夕食はお菓子で済ます男、幸介です。目玉焼きを失敗するほどのレベルですので、料理はいっさいしません!!さて、今日ご紹介するのは学生クラスより入会してもうすぐ一年の茉友子ちゃんの油彩です!!

彼女はしばらくデッサンを描いていましたが、油絵を始める前に一枚水彩で静物を描きました。しかしその水彩、水彩らしからぬ黒や濃いブラウンを多用した重厚な作品になってしまい、「もしかして深い色合いが好きなの?じゃあ油絵やってみたら合うんじゃない!?」と油絵を描く事になったのでした。

そして完成!!やはり油絵で正解だ!落ち着いて地に足がつくような色合いの中にも、布や果物などの鮮やかで若々しい色が素敵です。口数は多くない彼女ですが、今回の油絵の制作中はいっつも笑顔で大変ながらも楽しんでいた様子。金のトレイやグラスの透明感に苦戦しながらも、授業の最後には満足そうな顔をして帰るのが印象的でした。「あぁ、この子はアトリエに来てくれて絵を描いていって、なんだか良かったなぁ」としみじみ思っていたりしました。

そして今日はおまけがもう一枚。↓
201110032

小学生クラスの杏美(小4)の作品!こちらはアトリエではなく自身で交通安全のコンクールに出品した作品だそうですが、なんと最優秀賞!!入賞とか佳作とかじゃあありません。高学年の作品をも乗り越えて最優秀賞だそうです!!言う事無しですね。誰にでも出来る事じゃない。これが彼女の自信につながってくれることを願います。

ということで、講師が優秀なのか、はたまた生徒が優秀なのか(おそらく後者?)分かりませんが、皆それぞれに成長し有意義な時間を芸術を通して過ごしているようで、僕は嬉しいかぎりです!

田中幸介

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神秘の色

2011-10-02 04:08:00 | 大人 水彩
P8310328_3


  秦野  水彩



酒井です。アトリエにいる鈴虫たちの元気がだんだん無くなっていくのが寂しい今日この頃。ちょっと前までは小学生に「鈴虫うるさい」なんて言われていたのに・・・・。

今日紹介するのは、相変わらず完成度の高い秦野さんの作品。毎回秦野さんには完成度の高い作品を見せて頂いていますが、今回の絵はまさに、秦野さんの得意とする清浄な透明感の表現が凝縮された一枚です。似たような青色の硝子製品をあえて3つ並べて描くという想像しただけで難しいモチーフですが、3つの硝子の距離感や微妙な色合いの違いをとても繊細に表現されていて、この秦野さんのデッサン力の高さには、受験生も思わずため息をつくほどです。

青色は、昔から神秘の色として大事にされ、世界中で一番好む人が多い色だそうです。 この絵も、日常の中にふと垣間見た別世界の神秘を感じさせるようで、絵から漂ってくるキンと研ぎ澄まされた清廉な空気にドキッとさせられます。今は少し雰囲気を変えて、秋色のモチーフに取り組まれている秦野さん。次回の作品も乞うご期待!!

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