モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

大人クラス

2017-11-13 15:15:13 | 大人 デッサン

芸術の秋到来ですので、本日は大人クラスの宣伝をさせて頂きます。
私共の絵画教室は趣味で制作されていらっしゃる方が多いのですが、お仕事に活かしたりスキルアップを目指したい、と目標が明確な方も在籍しております。ほとんどの方がゲーム関係やwebデザインのお仕事ですが、造園・住宅設計の方もおいでになります。(お客様のイメージを伺いながら「このような感じですか?」とサラッと描いてお見せできるのが目標だそうです。)

スタートではまずデッサン力を鍛えて頂きたいと思っており、皆様にお薦めしておりますが、焦って小手先のテクニックを身に付けてもすぐに使い物にならなくなります。見たもの・頭に思い浮かべたものを正確に平面に描き起こせなければ、立派なコンセプトも説得力を持たないと思います。正確に描き写す技術を、じっくり養っていきましょう。お仕事で必要なら、複雑なモチーフ(建築物など)を見た時に、単純な基本の形へ分解・分析する力も身に付けたいものです。

大人クラスの場合、曜日・時間は固定となりますが、月謝制ですので1ヶ月毎でしたら、曜日・時間の変更が可能です。

フレキシブルな受講を希望される場合、チケット制をご利用下さい。(5枚綴り13,900円+年会費7,000円+税)ご予約をして頂ければ、週に何回おいでになっても、何ヶ月もいらっしゃらなくても、自由なシステムです。

このような受講でご納得頂ければ、どうぞ無料体験授業をご予約下さい。
体験は1回の授業2時間ですので、基本的な形の静物を「鉛筆デッサン」して頂きます。また体験の際の道具はこちらでご用意致しますので、お気軽にいらして下さい。入会は一度こちらの教室の雰囲気や指導法を見てからゆっくりお考え下されば結構です。
受講を希望される日時のご連絡は、お電話でもメールでも構いません。(メールの場合、3日前までにお願いします。)
体験授業のご参加、お待ちしております。

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模写を通して学ぶ

2017-11-11 00:48:50 | 大人 水彩

藍 透明水彩

岩田です。今回は土曜午前クラスに在籍の藍さんの作品。主に水彩を中心に絵を描かれています。

最初に比べて短期間の中で着実に力を付けてきました。そのカギとなったのは模写かもしれません。アトリエにある木炭紙大で描かれた日本画科の講師が受験生の時に描いた静物着彩を参考に、一部分を切り取って模写をされていたのです。

筆の運び方、絵の具の重ね方といったことを参考作品とまねることで、対象をどのように描いているのかが実感できる。そして次は、そこで描いたモチーフを実際に描くことで一度学んだことを再現するのです。藍さん、初期は特にガラス製のモチーフを描くのに苦労されていた記憶があります。ビールジョッキなども模写を重ねていくことでコツを掴んでいかれたのでしょう。

画像左の作品、絵付けされたポットと貝を描きました。
ポットの微妙な影、良く観察されています。白の中での微妙な色の変化は表現するのが難しいものです。手前の巻貝は細部までしっかり描かれていますが貝の内側を絵具の滲みを使って美しく表現しています。描画材の扱いがちゃんと自分のものになっていますね。

右側の水玉模様が可愛い赤ちゃんの絵は、もうすぐ生まれくるRANちゃんへの人生初めてのお手紙『生まれてきてくれてありがとう』カードを描きました!どうぞお体ご自愛くださいね。

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2年ぶりのご紹介!

2017-11-10 00:11:26 | 大人 水彩

大平 透明水彩

大竹です。今回ご紹介させて頂くのは大平さんの水彩の作品です。前回作品をご紹介させて頂いた日付が2015年の10月ですので、2年ぶりのブログ掲載となります!その時も私がご紹介させて頂きましたが、懐かしいですね。

前回はギタリストとその楽曲をイメージして描かれていましたが、今回はシンガーソングライターの藤原さくらさんと彼女の楽曲のイメージが盛り込まれています。全体的にカラフルで明るい雰囲気ですが、背景の明度が低めの青と、人物の服装のモノトーンが組み合わさっているのでうるさすぎずバランスの良く仕上がっていますね!カップに入ったスープの描き分けもお見事です。特に手前から2番目の中華風のスープ、薄い溶き卵が浮かんでいる様子なんて、見ているとお腹が空いてきそうで…とても美味しそうです!散りばめられた食べ物やキッチン用品なども、スープと色が被らないようにしつつ、全体のバランスも良く配置されていますね。大平さんは事前に何枚か下書きをして、構図や色の配置をしっかりと確認されてから作品制作に入っていたので、そのお陰でしょう。1番のメインの藤原さくらさんも、背景に負けないようしっかりと描写されていますね。セーターの縦縞の溝や厚みなど、水彩でよくぞここまで…!布のもたっとした重たさが感じられます。逆にスカートは黒のベタで仕上げてあるので、重くなりすぎず、より描き込みがしてある顔やスープなど、メインの方に目がいくようになっていますね。過去の作品を拝見しても思いましたが、大平さんは描き込みの『粗と密』のバランスを取るのがとてもお上手です。

そして忘れてならないのが右上の黄色いおすわりニコニコくん(正式名称ではありません)。この子は大平さんの作品のいわばマスコットキャクターのようなものでして、過去の作品にも必ず登場しているんです。是非探してみて下さいね!

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鏡を見て描く

2017-11-09 23:19:32 | 幼児

幼児クラスから力作自画像をお伝えします!普段幼児が描く絵画では、人物が登場することが多いのですが、通常はテーマに合った全身の動きまで表現します。全身を描くと、どうしてもクレヨンの太さでは顔の細部まで描き込むことはできません。

 

 今回は、観察して描くことをテーマに、自分の顔に焦点を絞って、じっくりと鏡に映る自分を見たり、顔の各パーツを手で触ったりして、細かいところまで注意深く描きました。顔の輪郭を先に描いてしまうと、どうしても小さい丸を描いてしまい、鼻の穴など小さいところは、クレヨンでは描く事ができません。

ということで、まずはじめに画用紙の中央に、鼻の穴の形から描き始めました。目は、点でも丸でもありません。上瞼と下瞼はどんな形かな?黒目は、本当に黒だけかな?眉毛の毛の生える向きは、上向きかな?斜めかな?・・・、先生がいろいろな質問をしていくと、みんな鏡に映る自分の目や毛などを、よ~く見ていました。でもよく見れば、よく見るほど、何だかどれも不思議で変な形に見えてくるようです。肌の色は、クレヨンの混色で表現するには難しいので、明るい肌の色・影になった肌の色・赤みのある肌の色を事前に絵の具で用意しておき、部分的に塗り分けていきました。来週あたり、アトリエ1階に展示したいなと思っています。お楽しみに!(Eri Ito)

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小学校受験指導講座

2017-11-08 00:28:39 | 小学校受験講習会

9月より新講座として始まりました【小学校受験指導者講座】2回目(夏期講座から数えると4回目)のお知らせです。
次回11月28日(火)の講座は、『帯状の紙で作る建築物 ~紙の特質を知り、可能性を広げる~』という課題で、細い紙をセロテープを使わずできるだけ高くなるように立たせる為には、どのような方法が良いかを探ります。建築資材のL字工をヒントに、簡単・短時間・丈夫と三拍子そろった制作を学び、『立つ動物作り』に繋げます。
また今回は、グループ制作の場合のコミュニケーションについても学びます。
集団作業では、自分の意見を主張しつつお友達の意見も取り入れていかねばなりません。話が逸れて進まない時、また間違ったやり方に決定しそうになった時に軌道修正する声掛けや、全体を見通し皆をまとめて一つの目的を達成し完成に導こうとする発言や行動は、具体的にどのようなものが高く評価されるのかをご説明していく予定です。

お電話( 044-411-1600 ) か、 メール( mios@ace.ocn.ne.jp )でお申込み下さい。

開講日    11月28日(火) 10:30~11:30  2018年スケジュールは、12月以降HPでご確認ください
対象者    小学校受験を控えている保護者の方 / 幼稚園・保育園・塾・絵画教室の先生など保育や教育に携わっている方
受講料        5,000円 お子様がアトリエ生徒の場合、割引料金(3,500円)でご受講できます
      受講料は授業日1週間前までに銀行振込をお願いします
      振込先:三井住友銀行 元住吉支店 普通口座0609714 名義 小原京美
テキスト  参加初回に事前にご購入(ご入金)して頂きます
      ・絵画テキスト 3冊6,000円(既にお持ちの方はご購入不要です)
      ・工作テキスト 1冊2,000円(指導者講座参加者特別価格・通常3,000円で販売)

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やり過ぎ?ハロウィン

2017-11-07 21:55:38 | 小学生・ハロウィンパーティ

オバラです。小学生の皆様、月末のハロウィンパーティーはいかがでしたでしょうか?
こういうカリキュラムは、「すっごく楽しかった!」と「人生最悪の日だった…」の両極端に分かれるところが難しいです。
保護者様の反応も「もう大爆笑でした!」「自分の子どもなのに怖かったです…」と、両極端でした。

小学校では、スポーツ大嫌いでも運動会、目立つの嫌いなのに発表会、小さい声しかでなくてもスピーチや朗読、大勢とつるむの苦手なのに集団行動、と避けられない行事がたくさんあります。学校という枠組みは社会の縮図、ここで特別扱いを受け逃げ道を用意してもらっては、大人になってから円滑な社会生活が営めずはみ出し者になるのは必須。他人と合わせ、我慢して渋々でも参加することに意義があると思います。

しかしアトリエはただの習い事。進路に何の関係もないお絵描き教室。「なんで(親が)金払ってまでイヤなことしなきゃいけないんだ!そんな経験、自分の人生には不要!」ごもっともな意見です。
もちろんミオスに通う9割方の子ども達は「すっげー楽しかった!」派ではありますが、1割の人生最悪派にも耳を傾けないといけないと、怖くてなかなか教室に入れなかった子や、顔を汚す事に抵抗がある子、ずっとハロウィンの音楽が聞こえないよう耳を塞いでいた子を見ると、考えてしまいます。
「またやりたい!」「もっとやりたい!」と言う9割の子と、「二度とやりたくない」1割の子。間を取って今年派手だった分、来年はちょっと大人しめでいこうかな…と、違う趣向でアイディアを出してみるつもりです。(やらない選択肢は無し!)

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いまさらハロウィーン!

2017-11-06 20:22:17 | 学生


火曜学生クラス ハロウィーン授業

どうも幸介です!もうすっかり11月ですが、火曜学生クラスのハロウィンのご報告です。このクラスは小学生からの持ち上がりの生徒も多く、ミオスのハロウィン慣れをしている生徒が多いんです。なので、木曜クラスとは違い普通に女子も腕などに傷メイクをして、希望者だけノリ先生が目元パッチリの大人メイクを施しました。

火曜日はハロウィン当日ということもあり、外に出たりコンビニに行ったりもしたんですが、そんなに街中の反応は無かったのが少し寂しかったですね(笑)元住吉の商店街も、ミオスからゾンビが出てくることに慣れてしまったのでしょうか。

楽しい授業ではありますが、彼等学生達が学年も学校も違う仲間とワイワイする機会って、あまりないと思います。しかも普通に絵を描くならまだしも、皆で輪になって傷メイクする!なんて状況は特殊でしょう。大人と違い、多くの場合は家と学校の往復の世界が、彼らの生活の中心です。こういったイレギュラーなイベントを通して、ちょっとでも彼らの世界が広がったらいいなぁと思います!

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お店屋さんごっこ

2017-11-02 22:49:26 | 幼児

約1週間続いたハロウィンイベントが終了し、通常モードになりました。夏のワークショップにしてもハロウィンにしても、先生たちの気合の入れようが年々高まってる?!幼児クラスも大人クラスにもその熱が伝染してました。

さて、本日は久々に穏やかな画像ですね。幼児クラスの授業から、お店屋さんごっこの様子をお伝えします。作った後に遊べる制作は、学年を問わず大人気です!好きなお店の店員さんをぺープサート仕立てで作りました。店員さんの服装もデザインも凝ってますね!商品もたくさん作ったので、売り切れるまでごっこ遊びを楽しみました。長蛇の列ができる人気のお店も続出!他のお店に負けないように、大きな声で接客する姿が元気いっぱいで、とても賑やかな商店街になりました。(Eri Ito)

明日明後日は、アトリエの授業が連休の為、ブログもお休みさせて頂きます。日曜クラスは、通常通り授業がありますので、お間違いのないようにご注意ください。

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ハロウィンメイクアップ!

2017-11-01 23:01:23 | 小学生・ハロウィンパーティ

大竹です。ミオスのハローウィンウィーク、月曜小学生クラスでも特殊メイクをやりました!私もいつもより一時間早く出勤して特殊メイクを施し、気合いを入れて小原先生と共に生徒を待っていました。(その異様な光景に怯えてしまい、一部生徒がしばらく教室に入れなくなってしまうプチハプニングもあったりしました)

男子チームは他の曜日と同様、小原先生の元で特殊メイクでゾンビに。女子チームは血まみれのゾンビなんて嫌!カワイくしたい!という事で大人のメイクをする事に。やはり小学生でも女の子、普段自分のお母さんも使っているメイク道具に興味津々!これは何?使ってみたい!という声が次々と挙がり、アイシャドウを塗ってみたり、チークをのせてみたり…中には「私は自分でできるよ!私がやってあげる!」と、友達に口紅を塗ってあげる子も。
ふと、いつもは騒がしい男子チームが静かで疑問に思い隣を見てみると、手鏡と睨み合いながら自分の顔にメイクを施していていました。手鏡とブラシを手に、真剣にメイクをする男子小学生。中々見られない面白い光景だなあと思いました。

 最初は「うわー気持ち悪!そんなの絶対やらない…」と特殊メイクを嫌がっていた子も、メイクアップ後は外の階段を上り下りしながら「折角ゾンビなのに誰も気付いてくれない!」と残念がり、ゾンビのまま帰って行きました笑

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