平成26年5月4日 大山の尾根を行く(前半) 三ノ沢~槍尾根~剣ヶ峰
快晴の朝です。
何時ものように文殊堂の下の駐車場に車を止め、残雪の三ノ沢を登りました。
「槍尾根」 奥大山スキー場付近より
「深新緑 南大山」 鍵掛峠より
鍵掛峠で見る南大山は、圧倒的な迫力で南壁が迫って来る展望スポットです。
「芽吹き」
三ノ沢の折り重なる堰堤が完成したようです。
大雨が降れば様子が変わる事でしょうが、しばらくは気持ちよく歩きやすくなります。
残雪が残ります。
最後の大堰堤まで、もう少しの所まで来ました。
まごまごしている間に常連さんが追い越して行きます。
進む方向は同じです。
「雪円 まるまる」
樹木の廻りだけ円形に雪が融けるのでしょうか、
幹をつたう雨水が雪を融かすのか、芽吹きエネルギーよるものか、。。。
「折り重なり」
山肌のヒダが折り重なる弥山方向の南壁とブナの折り重なり
標高が高くなると、ブナの芽吹きも遅くなります。
「8分咲き 山桜」
桜全体に陽が当たっていれば、最高ですが。。。
「剣ヶ峰の枠」
良い天気が続いて雪解けが進み、地下路流れる水が滝となって溢れます。
「残雪、残心、山心 三ノ沢」
雪が多く残る三ノ沢の大ガレ、心残りのスキー場です。
ビデオ設置して自分撮り。
来シーズンの供えあるいは今シーズンの総決算でしょうか。。。
「圧雪」
雪は昼融け、夜に固まります。
この時間帯はまだ硬さが残り、急勾配に供えアイゼンをはきます。
「ゴロゴロ 晴れに雷は雪解け落石」
気温が上がって来ると壁面の氷が溶け、壁面が緩み、
ゴロゴロ音をたてて、壁面を落下します。
雪面に落ちると、音もなくすごい早さで飛んで転がります。
注意して槍沢をやり過ごしました。
ガレがなくなる槍沢上部は、雪がなくなり
アイゼンをはずして、尾根歩きにそなえます。
「剣ヶ峰に立つ」 槍尾根にて
目指すは剣ヶ峰、常連の先人が立ちます。
「刃をつたう」 槍ヶ峰にて
1636から天狗ヶ峰に浮かぶ尾根
まるで、錆びた刃物の刃を歩く感覚です。
「青の眼下」 槍ヶ峰にて
北側を望めば、琴浦町の海岸と船上山の新緑、そして大山ユートピヤ小屋の稜線、
良い天気に恵まれて味わえる山男の充実感です。
南側を見下ろすと、三ノ沢大ガレに残る残雪とスキーのナスカ絵、そして芽吹きの時差。。。
「天狗ヶ峰 と 槍尾根」
「剣ヶ峰」
ユートピヤ小屋との分岐、天狗ヶ峰に着きました。
剣ヶ峰までいって、お昼して後半に移ります。