2010年5月22日 今日の三の沢、雪のブリッジ
文殊堂の駐車場に車を止め、肩の調子を伺いながら、準備体操を入念にして 8:20分
尾根を目指し出発。
「三ノ沢の新緑」
三ノ沢の治山作業道は、すっかり新緑に覆われて鮮やかに映ります。
「三ノ沢と大山南壁」
今日の予定は、三ノ沢の治山道路を登り、最上部堰堤ガレ場渡って急登し、槍ヶ峰から剣ヶ峰(尾根中央部の出こぶ)を目指します。
「山ブドウの新芽」
昨年は、たくさんの山ブドウがなっていました。
収穫して焼酎付にしたところ、綺麗なワインレッドに染め上がって、
今、食卓を飾っています。
「木漏れ日」
山菜取りの人が、大きな籠を背負って下って行きました。
籠の中はたくさんの山ウドが。。。
ウツギの花が咲く頃、山は山菜のシーズンを向かえています。
「最上部の堰堤と剣ヶ峰」
「ガレ場に残る残雪」
あと1週間で、6月になります。
昨年のこの時季、ガレの谷の中に小さな滝が顔を出していまいしたが、今年は残雪に埋まっています。
「三の沢の急登を行く 常連のお嬢さん」
2月以来ですねぇ。
スイスイと急登を登って行く常連のお嬢さんです。
1枚お願いしました。
「碑に立つ人」
剣ヶ峰の碑の上に、棒の様なもの見えました。
ズームで寄って見ると、なんと人です。
「夏山登山道大山山頂(弥山)をズーム」
崩れ行く縦走路は現在、非常に荒れています。
縦走路は幅が狭く、アップダウンあり、石が浮き不安定で危険な状態です。
命が惜しくない人だけが渡れます。
命に未練のある私は引き返しました。
「天狗ヶ峰を下る 常連お嬢さん」
「鳥も見物か?」
両側切り落ちた天狗ヶ峰の下りをスイスイと行くお嬢さん。その脇を鳥がスーと横切りました。
彼女は、下りに集中しています。
飛ぶ鳥はその脇をかすめ、お嬢さんの姿を見つめるように飛んで行きました。
お手並み拝見でしょうか。。。
登る途中に滝が残雪に隠れているのを見ていた私は、槍ヶ峰近くの沢を、真すぐに三の沢のガレ場を目指して下っていきます。
「大山南壁の姿」
近くで見ると、嶮しい山肌です。
これが大山南壁の姿です。
ジャリの中に半分靴を埋めながら、急なガレ場を滑るように下って行きます。
下る前にスパッツを着けておけば良かったのですが、何度も、靴の中に石ころが入りました。
「雪の下に潜む クレパス」
暖かい雨が降り残雪が融けると、小さな滝が現れる場所です。
小さな滝の上に掛かる小さなブリッジ。
さっしかかった時は引き返すことも考えましたが、注意深く行けば渡れそうです。
残雪の下はクレパス、恐る恐る重心を下げ、足元を探りながら、やっとの思いで渡ることが出来ました。
やれやれ、渡ってほっと一息です。
「岩肌と残雪の間に クレパス」
やっと、広いガレ場の三の沢に付いて 一安心。
今日は、危険と隣り合わせの登山となってしまいました。
13:30分文殊堂の駐車場に到着。
やれやれ。。。
山の草付きは、新芽が少し出てイワカガミのつぼみが見える程度でした。
6月に入れば花の季節を迎えます。
体をほぐし、おにぎり食べて帰宅です。