群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

(4-11) 残雪時期限定、東尾根から雪渓の三本槍沢を下る

2012年04月30日 | 大山と自然

平成24年4月28日   雪が残るこの時期限定、東尾根から雪渓の三本槍沢を下る

4月27日、例年より1ヶ月遅れて鍵掛峠から桝水原が開通し、大山環状道路の冬季閉鎖が終わりました。


「大山南壁 鍵掛峠より」

雪が融けたようですが、谷間にはまだ多くの残雪があります。 


手前の木立がアクセントになりました。

 

今日は予定は、三ノ沢を登り剣ヶ峰へ、そして振り子沢を下って鳥越峠を越え
車を止めておいた文殊堂に戻るコースです。
8:15 文殊堂を出発。


「三ノ沢の全景」


「大堰堤と剣ヶ峰 9:18」

最後の大堰堤が見えてきました。
大堰堤に取り付く急勾配の雪斜面を登り切れば大ガレ。
もう少しです。


「大ガレ満喫。。。 9:34」

槍尾根に向かう急斜面の登りにそなえ、大ガレで休憩をとります。


「槍ヶ峰沢の急登り 10:07」

 今日は足が重い。。。
雪が堅く、軽アイゼンを付けて登るが滑る。
頭キックで登る。
20、30歩登っては足を止め、呼吸を整え登って行く。
息絶え絶え、11:15、槍尾根に立ちました。


「天狗の下りに立つ人 11:30」

  こちらに、カメラを向けています。
どのように映っているのでしょうか。
私も向けます。
こんなふうに映りました。


「象ヶ鼻 11:30」


「剣ヶ峰 11:47」

 尾根の先端、剣ヶ峰に行くには
クレーターの中を通るのでしょうか。。。


「クレーターを行く 11:50」


「雪の洞窟」

ポッカリ空いた雪の洞窟、
天井からいくすじもの雪解け水が滴り落ちています。
入ってみたい思いはありますが、穴の向こうは絶壁です。
カメラでのぞくだけにしておきましょう。

 剣け峰 着12:20。
フルマラソンの女性ランナー、ダイエット成功の常連さん、最近ご無沙汰のすごく健脚常連さん、
良い天気に誘われて次々と剣ヶ峰に到着です。
食事を取りながら、雑談が進みます。
縦走するとかしないとか。。。
私は、振り子経由で元へと言いましたが。。。


「東尾根に立つ 14:03」

天狗の下りで振り子沢を眺め、想像していたより三本槍沢の残雪の状態が良いようで、
魚断ノ滝も雪に埋もれてそうです。
思いきって、この沢を下り獄谷に向かことにしました。 


「三本槍沢の一つ 14:18」

この残雪を地獄谷に向かって下って行きます。 


「見上げれば 14:25」

 靴のカカトですんなり下りました。


「三本槍沢を見上げて 14:34」

 三角の頂点に立ち尾根を歩き、右の沢を下って。


「残雪の谷に石のオブジェ 14:37」


「魚断ノ滝 14:42」

 右の丸い岩が魚断ノ滝の上部、滝はすっかり残雪に埋もれています。
この場所で滝が顔を出せば下山が難しかも。。。
通り抜け出来てよかったなぁ。


「地獄谷に残雪 14:46」

クレーターらしき雪割れが何ヶ所もあり、ストックで状態を確かめながら下りて来ました。
無事でなりより。。。やれやれ。。。


「振り子沢と地獄谷の合流点 14:55」

 雪解け水が残雪の下を音をたてて流れています。
木立の影が延び、陽が西に傾いて来ました。
これから鳥越峠を目指して登ることになります。
感を頼りに急勾配を尾根目指して登りましたが、この登りがけっこう辛かった。
登りついた場所は、鳥越峠のずっと右、
スキーヤーが3人立って私の姿を眺めていました。
後は、適当に下るのみ。。。が、
文鳥水への登山道を見落とし、木谷の駐車場に降りてしまいました。


「鍵掛け峠の山桜 と 大山南壁 16:45」

 道路を歩いて三ノ沢の文殊堂へ。
文殊堂着:17:10


「大ノ沢の全景」

いつか。思い出に 。。。あがらいや。


(4-9) 不思議。。。モミジの若葉が紅葉

2012年04月25日 | 大山と自然

平成24年4月24日 不思議なモミジの若葉は紅葉模様

春に紅葉するモミジを大工さん作業小屋で見つけました。?

これ紅葉であらへんでぇ。!
モミジの若葉が紅葉したような色になるだがなぁ。
もう少したら、緑色に変わるけえ。。。

早速、ネットで調べました。
イロハモミジ系 出猩々(デショウジョウ)

カエデ科 中低木 耐寒性 イロハモミジの1種で、日本の カエデの代表品種。
稚葉が美しい赤葉で、形も端正 樹高:3~5m
ヤマハモミジ系は 猩々(ショウジョウ)。


「出猩々(デショウジョウ)」

艶やかな色をあえて淡い色でに抑え。。。デジタル加工


「花海棠」

さくらそっくり。。。桜色の花海棠も近くに咲いていました。
バックの艶やかな色を淡い色でに抑えて。。。しどろもどろにデジタル加工

 ハナカイドウ(花海棠)は単にカイドウ(海棠)ともよばれ、
中国原産のバラ科リンゴ属の耐寒性落葉高木である。
中国では広く栽培され、美人の形容詞に使われるという。
日本でも広く栽培されており、桜の終わった頃の庭園に彩りを与える。
花柄は3~6cmあって長く、1カ所から4~6この花が垂れ下がる。
時に先端がとがった針状の枝が形成される。
このような枝の変形した棘は、この仲間の特徴の1つである。
繁殖は接木なのであろうか。

 


「どんより雲と鳥取県中部の海岸線 地蔵峠より」


(4-8) 花の二百名山 上蒜山8合目往復と蛇ヶ乢の初散策

2012年04月22日 | 大山と自然

ブログにフォトチャンネルを貼ると、重たくなって表示が遅くなります。
 ブログのタイトルバーに表示されている文字(フォトアルバム)にポインターを当て 
 出てくる小窓をクリックすれば、フォトチャンネルにアクセス出来るので、 
これまで通りの書き込みに戻しました。

平成24年4月21日   上蒜山8合目往復と県境蛇ヶ乢の散策

連休間近です。
花の二百名山 蒜山三山のシーズンになりますが、
今年は雪が多くて、あちこちにまだ雪が残っています。
運良ければキクザキイチゲに会えるかなと思い、
山の状況視察に上蒜山を登りました。

やはり、雪解け遅くてまだのようです。
5月連休どうなることやら。。。

ペンションが点在する牧場を眼下に、3合目付近から
中央右端に愛車が。。。


 「雪が残る登山道と正面の三平山」

 五合目付近から、登山道の東斜面に雪が残っています。
雪が降り続いて積雪の多くなった今年、
5月連休までに雪が解けて、花の二百名山になるでしょうか。?
(今日、22日は3時頃から家が揺れほどの強風がずーと吹き荒れています。
南風で山は一気に雪解けかも。。。)

 
「皆ヶ山 アゼチかも?」

山頂は低いガスで隠れています。


「大山方向をのぞむ」

 二俣山と皆ヶ山。
その向こうに大山が見えるよていが、
あいにくガスで隠れました。


「中蒜山と蒜山盆地 (8合目より)」


「100mmマクロをズーム代わりに 加えて、トリーミングでズーム」


「中蒜山に向かう登山道 (上蒜山8合目より)」

 登山道脇に咲く、カタクリの花。
今年も1度は拝見に出かけましょうか。
バックの山頂は下蒜山。


「県境 蛇ヶ乢の湿原 か?」

 8合目は風も強く寒くて、まだ冬感覚でした。
上蒜山の山頂は、ずっとガスが掛かりとれる気配もありません。
下山して、
葉を落とした木立になっている見通しの良いこの時期に、
初めて、蛇ヶ乢への道を探すことにしました。


「城山の全景 下山の途中で」


「三平山」

下山途中から空気が入れ替わり冬が春に、
どんよりした雲がふんわり雲に、冷たい風が生ぬるい風に、 


「 分水嶺 蛇ヶ乢の湿原 」

登って来た方向、岡山県蒜山側を見ています。
この茅の原っぱが湿原になるのでしょうか。。。
あるいは場所が違うのか。。。


「蛇ヶ谷川の一風景」

 上蒜山登山口を11:30出て林道を詰め、
テープ頼りに獣道をぶらぶら歩いて(途中の分岐も散策)往復3時間でした。


「蒜山高原 百合原の牧草地」


「烏ヶ山 と ガスに覆われた大山 (高張山電波塔より)」

くねくね悪路を、のろのろのろ運転して詰め、
やっとたどりつきました。
鉄塔や電線がいっぱいで。。。
4WDでなければあきらめていたかも。
良い天気の日にもう一度、来ましょうか。


「ガマガエルの産卵」

蛇ヶ乢の湿原に向かう途中、
あちこちで透明なガマガエルの卵が水たまりに広がっていました。
目の色が違うのはなぜ?
色も、姿も、卵も 私の感性にあいませんが、
興味本意でカメラを向けました。
どうにもキモチちが。。。

 まつぼっくり、いやいや。。。どんな木になるのでしょうか。。。


(4-7) 二十世紀梨の花

2012年04月20日 | 大山と自然

平成24年4月19日  20世紀ナシの花が満開。

 仕事の合間に立ち寄った東郷池周辺には、県内でも最高ブランドの20世紀ナシの農園が斜面に拡がっています。

ナシの花はサクラの花くらべひとまわり大きくて、太い枝にかたまって咲いています。

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鳥取駅も倉吉未来中心も ナシの花が見頃を迎えたようです。

散り行くサクラの足跡


(4-4) さくら満開

2012年04月11日 | 雑記、徒然に

平成24年4月10日 倉吉の絵下谷川両岸の桜が満開

暖かい日が続いて、つぼみだった桜の花が一気に満開になりました。
1日で満開です。

小・中学校の入学式に合わせたように、一気の満開。
さくらバックに記念撮影の姿も見うけました。

 極楽寺のしだれ桜も満開の様子が、10日の日本海新聞の一面を飾っていました。

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平成24年4月11日 極楽寺のさくら拝見


(4-3) キリン峠から槍尾根を行く

2012年04月10日 | 大山と自然

平成24年4月8日   キリン峠の樹氷を撮りに。しかし、、、

 ここずっと、土日の天候が思わしくなくて。。。ストレスが溜まります。
待ってました、休日の好天です。
木谷(健康の森)の駐車場は、山スキーの車・登山者の車ですでに満車状態になっていました。
皆、思いは同じのようです。
道路脇に車を止め、今日の目的地キリン峠の樹氷を目指して
8:20分 出発。


「樹氷の咲く尾根は。。。」 (9:25)

昨日、雪模様で寒くキリン峠の木立は、樹氷で花盛りと思って登りましたが、?
雪原と樹林と青空が拡がったお目当ての場所は、気温が高くて、樹氷は咲いていません。
来年、持ち越しです。


「キリン峠直前」 (9:49)

冬だけの直登ルートでキリン峠までもう少しですが、急登になってきました。
雪が緩く、カンジキで登れそうです。


「絶景 槍尾根 キリン峠より」 (10:07)            ←ここクリック拡大

キリンの草付きを登る数人のパーティーが見えます。
あまりの天候よさに予定を変更して、
パーティーの足跡を追って槍尾根を登り三の沢を下山することにしました。


「毛嵐。。。」

槍ヶ峰附近に毛嵐が立っているようすがキリン峠から見えました。
尾根は強風が吹き荒れているようです。


「キリン峠 と 烏ヶ山  キリンの鉄柱より」 (11:16)


「スノボーのペア」 (11:10)

追いつ追われつで登ってきたスノボーペアは、男性は富士山滑降の経験ありとか。
状態が良けれ本沢を滑降したいと言っていましたが。。。


「剣ヶ峰方向 と 縦走路」         ←ここクリック拡大


「二の沢の白河」

 しばらくの間、尾根歩きして槍ヶ峰の全景を撮り、先週に登った三の沢(手前の白い谷)を下山しました。


「キンリンの鉄柱」 (11:16)

 注意々! 振り返れば、雪庇が足跡の近くから張り出しています。


「槍尾根を行く」 (11:25) 


「槍ヶ峰」 (11:23)

キリン草付きを登っていた登山パーティーが、
槍ヶ峰の左面をトラバースしている姿が見えます。


「槍尾根より 象が鼻」 (11:28)


「絶景 槍ヶ峰全景」 (11:35)          ←ここクリック拡大

 

 快晴に恵まれ、何枚も何枚も槍ヶ峰の姿を撮りました。
私にとって最高の贈り物です。


「剣ヶ峰 槍ヶ峰付近より」 (11:51)        ←ここクリック拡大

 

良い天気です。
今日は、剣ヶ峰の縦走者もたくさんいることでしょう。

  
「もう一つの 槍ヶ峰」 (11:51)


「槍尾根を下山中」  (11:54)       ←ここクリック拡大

 


 「弥山に立つ人」 (11:52)        ←ここクリック拡大

 

 ズームすれば、弥山と三角点にたくさんの登山者が見えます。
大山夏山登山道は大勢の登山者でにぎわってでしょうねぇ。。。


「剣ヶ峰 ズーム」 (12:13)

 三の沢の下山途中、一休憩。
三の沢も雪がゆるみ、雪だるが転がります。
落石の音も聞こえます。
右見て、左見て、上見て、下見て、
安全に下るルートを探して一休憩。


「剣ヶ峰近くの雪庇」 (12:13)

いつもの場所に延びる、大きな雪庇。
今年も、立派な雪庇に成長しました。


「常連さん」

12:20分、三の沢の大ガレに到着。
下山途中から数人のスキーヤーが三の沢をゲレンデにしていましたが、その中に常連のお姉さん。
後から下山の常連さんと、おにぎりで腹ごしらえに。
やぁ~。しばらくぶり。。。


「二の沢の上空をホバーリング 三の沢大ガレにて」 (12:31)

ヘリがしばらく二の沢をホバーリング、そして三の沢を旋回。
何回も、繰り返していました。
事故か。。。?


「ヘリ と 槍ヶ峰」 (12:38)


「大堰堤」 (13:39)


(13:51)


「三の沢 と 大山南壁 (大山環状道路より)」 (14:13)

まだ々、たくさんの雪で埋まっている三の沢です。


「除雪ひとすじ 大雪渓」 (14:21)

ポールの赤白あわせて50cm。
雪壁の高さは2.5m~3m。。。
先週、この道を覆う深い雪の上を足を引きずって歩きましたが、
今日は快適、ひとすじの道が三の沢から鍵掛峠に通じていました。
あまり疲労感ありません。
鍵掛峠までも少しです。

木谷の駐車場に警察の姿が。。。やはり何かあったようです。


(4-2) 春の嵐と夕陽

2012年04月05日 | 大山と自然

平成24年4月4日   春の猛烈な嵐の翌日 海岸は波高く

4月3日は一日中春の嵐が吹き荒れました。
今日は快晴です。
早じまいして、春の夕陽を試し撮りにいってみましたが海は大荒れでした。

 

 MFに挑戦してみましたが、F値・S速度・露出補正・ピント位置・・・
イメージと設定が一致しなくて四苦八苦。。。
うまくいきません。
上手になりません。
どうしましょうか。。。


ブロク村

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