群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

(8-4) 期日前投票して山登り

2009年08月31日 | 草花とマクロ

2009年8月29日

8月29日は、曇りで雨が降りそうです。
大山行きはあきらめて、岡山県立森林公園へ出かけました。
オタカラコウ湿原はオタカラコウが咲き始めです。


「オタコラコウ」


「エゾキソハギ ?」

木か草か?ですが、オタカラコウのそばで群れて咲いていた花です。
エゾミソハギはミソハギと良く似ているので、区別が難しいが、違いは、葉の付け根の部分が、茎を包むようになることと、茎の四隅が張り出し、四角形に見えること。名前はエゾと付いているが、日本全国で見られる。
ミソハギのミソは「禊」で、汚れを払うための禊(みそぎ)に用いたことから、この名前と言われているが、田んぼの畦などの水辺に生えることから、溝萩(みぞはぎ)からきたとの説もある。
ハギは萩の字が使われますが、萩の仲間ではなくサルスベリなどの仲間。お盆に供える地方では「盆花」ともいい、湿った場所で育つことが多いそうです。     ・・・・・四季の山野草HPより・・・・・


「オタカラコウ」


「とちの実」

アクが強すぎてそのままでは食べられません。
とちの実を採って食するまでには、たへんな作業があります。
とちの実を2、3日水に浸します。そして、カラカラになるまで、一ヶ月程天日に干します。
干したとちの実を沸騰した鍋に入れてゆで、皮をむきます。
ここから、まだまだ長い長いアク抜き工程の後、食べられるようになるのです。


「マユミの実」

弓を作る材料に使われた、ということで名前が付きました。

 

     2009年8月30日 

久しぶりに大山夏山登山道を昇りました。
下山駐車場 8:30分、弥山 11:00分着です。
最初から最後までガスの中です。時折、尾根が現れ疲れを忘れさせてくれます。


「7合目附近」


「9合目」


「イヨフウロウ」

石室附近にはたくさんのイヨフウロウが咲いていました。


「大山の尾根」

おにぎりを食べている時、一瞬ガスが切れました。
あわてて、カメラを取り出して写しましたが、ガスが掛かってしまいました。
構えて撮ることの苦手な私は、こんな調子です。


「マツムシソウ」

今日の目的の一つ「マツムシソウ」が、正面の中腹に咲いていました。

 


「トリカブト」

マツムシソウの群生している場所から少し下ったところで、トリカブトに出会いました。
夏山登山道の脇でも見かけましたが、この場所のトリカブトは鮮やかな色した花でした。

今日の山行きのもう一つの目的、つもより重い荷物を背負って標高差1000mの直登で体力強化。
岐路はゆっくり、14:50分下山でした。

昼過ぎの弥山山頂は、韓国人のツアー客でにぎやかだったようです。


(8-3) 夏の終わりに サギソウの花

2009年08月16日 | 草花とマクロ

2009年8月16日

蒜山の湿原に咲く、サギソウの花を撮りに出掛けました。
大きさは3cm位で、白い羽を広げて飛ぶ白サギのような花です。
良く見ると、緑色の足も付いているではないですか。。。


「サギソウの花」

8月16日の今日、花の咲く時期として遅いのか早いのか?ですが。

 


焦点距離:100mm、ISO: 100、S: 1/1000、A :F4.5、-0.5EV
DSLR-A700 + MACRO 100mm F 2.8、T:16:28

 

 


「サギソウのつぼみ」

 

自宅近くのあぜ道に咲く野花です。


「ゲンノショウコの花」

葉を乾燥して煎じれば、苦い胃腸薬となるゲンノショウコ花も、あぜ道の斜面に白い花を付け咲いています。

盆休みも終わりになりました。
曇り、雨、曇り。。。で冷夏の夏も終わりです。
そして、秋が間近です。
1反当たり8、9俵予定のコメの収穫はどうなることやら。。。


(8-2) 夏の陽射し

2009年08月09日 | 大山と自然

2009年8月8日

夏なのに梅雨空のうっとうしい毎日です。
太陽の陽が照りつける暑い日が恋しくなります。
何時もより遅く起きた今日は、9時15分、三の沢からクガイソウの咲く1636の振り子沢を目指しました。
大山の尾根沿いは、白い夏雲が掛かっています。
夏空の大山が期待出来そうです。?
文殊堂の駐車場には、車が3台。想像していたより少な目です。


「三の沢の堰堤より」

今日は土曜日、新しい堰堤の工事中。
作業中を横目に、ためらいのながら作業道をゆっくりした足取りで登って行きます。


「ネジバナ」

最上部の堰堤に着くころには、山の全てがガスに覆われてしまいました。


「槍尾根より」

天狗ヶ峰近くで青空が現れました。


「1636より振り子沢」             ←ここクリック拡大

振り子沢の谷一面に咲く、青紫のクガイソウの花を期待する、
今日の山行きでしたが、
今年のクガイソウは育ちが思わしくありません。沢の斜面が少しだけ紫色に染まっていました。
1636についてしばらくすると夏の陽射しが少しあたって。。。です。


「剣ヶ峰より三の沢と二の沢」


「剣ヶ峰より三の沢」


「剣ヶ峰のシモツケソウ」

 


「天狗ヶ峰より槍尾根」           ←ここクリック拡大

ガスで覆われたり、青い夏空が現れたりします。
ガスの中は涼しく、青空が見えると夏の陽射しが照り付けて暑い暑い。。。
その繰り返しです。そんな山歩きの一日になりました。


「槍尾根より 甲ヶ山」

日本海側には白い雲海が見えます。
その雲海の中から甲ヶ山が顔を出しました。
まるで、甲ヶ山が雲の海に浮かんでいるようです。


「槍尾根より 本沢?壁沢?」


「槍ヶ峰の壁」       ←ここクリック拡大

ガスの中に烏ヶ山が隠れています。

今日は、時折、暑い夏の陽射しに照らされ、2リットルのペットポトルの水が空になる山歩きでした。
4時30分、下山。
奥大山スキー場の湧き水で、頭から水をかぶり、のどを潤しスッキリして帰りました。


(8-1) 梅雨明け間近の大山

2009年08月03日 | 大山と自然

2009年8月2日


「三の沢 満開のイヨフウロウ」

8月入っても梅雨が明けません。
振り子沢のクガイソウと、ユートピヤのシモツケソウが気にかかります。
うっとうしい梅雨空の中、9時前の少し遅めの三の沢入山です。


「三の沢の残雪」

この前、大山環状道路が土砂の流出で通行止めなった時でしょうか、
三の沢の治山作業道が1ヶ所、流されていました。


「コオニユリ」

コオニユリが尾根沿いの斜面のあちこちで咲いています。
今年は、沢山咲いているようです。 


「三の沢の ???フウロウ」

花びらの形がイヨフウロウと少し違いますが。
これもイヨフウロウでしょうか。 ??? です。


「オトギリソウ」               ←ここクリック拡大

天狗ヶ峰から象ヶ鼻の登山道脇には、オトギリソウの黄色い花がたくさん咲いていました。
今が満開の時季のようです。


「オトギリソウ」

黄色の花に、透き通った水玉が綺麗です。


「クモの糸に水レンズ」


「ユートピヤ小屋のお花畑」

シモツケソウ(青紫)とクガイソウ(ピンク色)は住み分けして帯状に咲いています。


「象ヶ鼻のシモツケソウ」
焦点距離:100mm、ISO: 100、S: 1/350、A :F8.0、+1.0EV
DSLR-A700 + MACRO 100mm F 2.8、T:12:48

ユートピヤ小屋と象ヶ鼻の周辺は、シモツケソウのお花畑になりました。


「象ヶ鼻のクガイソウ」          ←ここクリック拡大

スーとした姿のクガイソウはズングリムックリなって、花が終わりに近づいています。
1636眼下の振り子沢のクガイソウは、あと少しで見頃になりそうです。
来週、もう一度、行ってみましょうか 。?


「クガイソウ と 水玉」

花よりだんご(水滴)です。


「象ヶ鼻 より 天狗ヶ峰」
焦点距離:50mm、ISO:100、S:1/250 、A:F11.0、+0.0EV、
DSLR-A700 + DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA、T:13:21

復路でした。午後1時20分頃です。象ヶ鼻で少し休憩していると、空が明るくなりガスが切れ、突然、真っ青な青空が現れました。
山の緑、空の青、雲の白、透明感のある夏山です。
数分前まで薄暗かった象ヶ鼻とユートピヤは日が射し、山の緑が目にしみる夏山に変身です。
廻りから素晴らしい、綺麗、ずごい、と感嘆の声上がりました。


「象ヶ鼻 より 天狗ヶ峰への尾根」


「大山北壁 方向」

どうやら、梅雨明けになりそうです。


「イヨフウロウ」         ←ここクリック拡大
焦点距離:100mm、ISO: 200、S: 1/350、A :F6.7、+0.0EV
DSLR-A700 + MACRO 100mm F 2.8、T:10:36

イヨフウロウの花もあちこちに咲いていましす。


「槍ヶ峰~天狗ヶ峰 に 人影」

しばらくすると、ガスが谷底から吹き上げてきました。
そして、ガスと青空が交互にやってきます。
槍ヶ峰~天狗ヶ峰の縦走路に、天狗ヶ峰に向かう2人の登山者のシルエットが何か幻想的に目に映りました。


「槍ヶ峰~天狗ヶ峰~槍ヶ峰」

また、縦走路のガスが切れてゆきます。


「槍ヶ峰~天狗ヶ峰」

そして、真っ青な青空が現れます。


「槍尾根」

午前中は、まったくガスの中。午後2時頃から時々青空。


「槍尾根より 三の沢」

 


「三の沢に咲くシモツケソウ」
焦点距離:16mm、ISO:200、S:1/500、A:F9.5、+0.0EV、風景
DSLR-A700 + DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA、T:15:25

青い空と、緑の稜線、ピンクのシモツケソウをイメージしていた場所です。
往路の時は、山肌がガスでまったく見えませんでした。
それで、復路に期待いていました。
ああ。。。良かった。。。
この一枚で、今日の山行きOKです。


「シモツケソウ」

 


「槍ヶ峰 と シモチケソウ」
焦点距離:100mm、ISO:200、S: 1/750、A :F5.6、+0.0EV
DSLR-A700 + MACRO 100mm F 2.8、T:15:33


「シモツケソウ」


「三の沢より 剣ヶ峰(左隅)と縦走路」

雲が切れた尾根には3人の登山者が見えました。
気分壮快、すばらしい尾根歩きになっていることでしょう。。。


「三の沢」
焦点距離:16mm、ISO:200、S:1/350、A:F9.5、+0.0EV、風景
DSLR-A700 + DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA、T:15:51

三の沢の湿気がとんで、透明感のある山肌をを眺めるのは久しぶりです。

午後、4時30分の下山でした。
ゆっくり、のんびりの山歩きの1日になりました。

 


「鬼女台展望駐車場より 烏ヶ山展望」


「鬼女台展望駐車場より 蒜山高原展望」

帰宅途中、県境に近づくに連れて、曇り空から梅雨に逆戻り、霧雨が降ってきます。
寒気が、中国山脈で堰き止められているようです。
国号482号線の気温情報は18℃を表示していました。


ブロク村

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