魚は氷に上りて鈴を鳴らしけり
(岸辺の枯れ木の枝に氷がついて鈴を鳴らしているような・・。)
北海道で一般的なオショロコマ
【フ(2)ナ(7)「鮒」】の語呂合わせにちなんで、茨城・古河市の鮒甘露煮店組合が2月7日に記念日を制定しております。
フナは漢字で一般的に鮒と書きますが、
「付」という字には小さなものという意味合いがあり、フナが小さな魚だったことから充てられた字とされております。
ちなみに、フナはコイ科フナ属に分類されており、ギンブナ ゲンゴロウブナ ニゴロブナ ナガブナ ヨーロッパブナ ギベリオブナなども同属ではありますが、大きさ 姿 かたちは割とバラバラで、生息域も広範囲に渡るなどフナの名が付くものの、生物学的な分類は極めて難しい魚とされております。
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因みに道内の河川中流域、下流域、湖沼で多く見られる。
藻類や底生動物を食べる雑食性。
ギンブナはオスが極端に少なく、他の魚種の精子を利用して繁殖しているらしい。
不思議な生態ですね、フナの仲間は同定が難解で外見での判別は困難。鰭乗数や鰓耙数、側線鱗数等細かく調べる必要がある。
道内のフナは在来のものと放流物が入り混じっている為、正確な分布域は不明 ナガブナ、キンブナ、ギンブナと形態の違うものが各所に分布している。
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と、まあ居るにはいるらしいですが、あまりメジャーではありません。
子供の頃からフナ釣りをするなんて聞いたことがありません。
北海道で川魚の釣りと言えば、山女魚や山女魚に似たオショロコマという北海道でしか釣れない魚が一般的です。
釣り好きな人は山女魚を釣っているようですが・・。
オショロコマをたま~に戴くことがありますが塩焼きで食べると美味しいです。