外つ国へ のどらかなるや 父母と
(両親と行ったハワイでの長閑な一時、25年前の父の楽し気な様子が思いだされます。)
2月20日は「旅券(パスポート)の日」です。
海外に渡航する際に必ず必要なものですが、コロナウィルス感染拡大によりここ2年ほど海外に行くことができずにいる方が多いかと思います。
1878年(明治11年)2月20日に「海外旅券規則」が外務省により制定され、「旅券」という言葉が初めて使われました。
これを記念して生まれたのが「旅券(パスポート)の日」です。
海外に渡航する際に必ず必要なパスポートですが、これは日本政府が海外で、渡航者の国籍と氏名・生年月日などを証明するための国際的身分証明書です。
万が一何かが起こったときに渡航先国政府に対して必要な保護と援助を行ってもらえるよう要請する重要な公文書なんです。
今や日本国民の約4人に1人がパスポートを所持しているそう。
ところで、日本のパスポートは実は5色もあるんですよ。
一般的なパスポートはこちらの2色。青…5年用旅券。有効期間5年のパスポート 赤…10年用旅券。有効期間10年のパスポートを取得できるのは20歳以上の方です。
さらにあまり見る機会は少ないかと思いますが、緑色…公用旅券。国会議員や公務員等が公務で渡航する場合に使用。 茶色…外交旅券。皇族や閣僚等が公務で渡航する場合に使用。 紺色…緊急旅券。在外公館において特別な理由により発給。
さらに、日本のパスポートはビザ無しで世界192か国に入国できる世界最強のパスポートです。
日本は他国と比べて不法滞在者が少なく、海外渡航の際でも優れたマナーの国民と評価されている点などを含めて、ビザ無しで入国できる国の数ランキングで1位となりました。
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1866年5月21日 日本初の旅券といえる「海外渡航文書」が江戸幕府より発給される。
目的は修学と商業に限定され、条約締結済みの国への渡航が許可された。
留学経験者やフランスの役人の話を元に、1枚の和紙に墨で書かれた。写真の代わりに、容姿の特徴(身長、眼鼻口などの人相についての項目)が書かれていた。
当時は呼称が一定しておらず、「印章」「御免の印章」「旅切手」などの名称が使われていた。
第1号は、旧暦慶応2年10月17日付で、パリ万国博覧会でフランスへの渡航目的で申請した、手品師・曲芸師の隅田川浪五郎に発行されている。
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私も南米大陸とアフリカ大陸には行けませんでしたが、その他の大陸にある数ケ国には行くことができました。
パスポートも期限切れとなり家のどこかで眠っています。
英国のロンドンは夕暮れにホテルの窓から見た景色がピーターパンの世界で思い出に残っています。
夫はイタリアのローマなど古代遺跡に反応してました。
アメリカのシャスタ山に行ったとき、インディアンの聖地にも行かせてもらいましたがその時の景色がまるで天国の花園のようだと思われて、心にも目にも焼き付いています。
心に残る景色というのは多分過去世にも関わっているのかも知れませんね。