もこにゃんとばあば

もこにゃん もうすぐ八才(2015年生れ)
登場数は少ないですがヨロシク!にゃん

マーガリン

2022-10-24 04:45:01 | 俳句・短歌

ほどほどに食べるが良しと収穫祭 

ほどほどにたべるがよしとしゅうかくさい

過ぎたるは及ばざるごと小食にシフトをかえる秋の一日 

 

化学者のイポリット・メージュ=ムーリエ博士が、バターに似せて作ったマーガリンを考案したとの記録が残っていることにちなんで、日本マーガリン工業会が同氏の誕生日となる10月24日に記念日を制定しております。

マーガリンは、植物性または動物性の油脂を原料とし、バターにに似せて作った加工食品である

かつて植物油から作られるマーガリンは、動物性脂肪であるバターよりも健康に良いというような印象が持たれていた。

しかし近年では逆に、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸が健康被害を与える可能性が指摘されている。

トランス脂肪酸は心臓疾患などの一因である可能性が指摘されており、アメリカ合衆国では既に、食品中に含まれるトランス脂肪酸の量の表示義務や使用規制が行われている。

WHO/FOAの2003年のレポートで、トランス脂肪酸は心臓疾患のリスク増加との強い関連が報告され、また摂取量は全カロリーの1 %未満にするよう勧告されている

トランス脂肪酸の摂取量の増加に伴って認知機能が低下していることも観察されている

日本マーガリン工業会の見解 日本マーガリン工業会は、マーガリンの安全性に関する見解をウェブサイトに掲載している。

その要旨は、日本人はトランス脂肪酸の摂取量及びエネルギー比が、脂肪分の多い物を多く食べる欧米人に比べて少ない

WHO/FAOの報告書では、トランス脂肪酸のエネルギー比を1 %未満とすることが提唱されているが、日本人の平均は0.3 %(2006年)である。

一方、2000年から2002年のアメリカ人の1人あたりエネルギー比は、2.2 %である

日本人は、トランス脂肪酸の害を低減するリノール酸の摂取量が、欧米に比べて多い。

トランス脂肪酸を過剰に摂取することは、健康を害する可能性があるため、バランスのよい食事が大切である。

というものである。

トランス脂肪酸を低減したマーガリン 新製法 2003年、不飽和脂肪酸への水素添加により生成されるトランス脂肪酸の摂取量の量的制限が勧告されて以降、メーカー各社は技術開発を進め、現在の市販品マーガリンは、飽和脂肪酸であり、常温で固化しているパルミチン酸組成が高いパーム油を素材にした製品に転換している。

パルミチン酸の融点は、体温より高く、パーム油原料のみでは官能評価が極めて低く、炭素数20以上の脂肪酸を添加した製法が一般的である。

2018年頃から、日本でも、アメリカの規制と同様の「部分水素添加油脂を使用していないマーガリン」が、各社から発売されるようになっている

ただし、日本人のトランス脂肪酸の摂取源は、マーガリンよりも菓子類、パン類、油脂類の方が大きな割合を占めており、マーガリンだけに注意するのは的を射ていないとの指摘もある

最新の研究・開発 マーガリンには、粉乳や食塩などを加える精製した油脂に、大豆油・菜種油・コーン油などの植物油である「部分水素添加油脂」が、特有のなめらかさや風味作りのために使われていた。

2018年には、日本の乳業各社は従来の製法でなく、食感を損なわない代替油脂の開発を進め、消費者のニーズに答えた「部分水素添加油脂」を使わないマーガリンを実現した。

明治は同年3月1日以降発売、雪印メグミルクも同日発売の商品から、同油脂の使用していない商品のパッケージには「部分水素添加油脂不使用」の表示を付ける予定だと公表した。

新商品では、マーガリンが嫌厭される要因となったトランス脂肪酸の含有量を、使用1回分である10グラム当たり0.1グラム程度にまで減らすことに成功している

これは10年前の商品の約1割相当の量であり、油の高温処理などの製造過程で微量に生じた分以外、殆どのトランス脂肪酸を除いたことになる。

マーガリン生産企業のひとつであるミヨシ油脂によれば、メーカーのトランス脂肪酸低減への努力により、現在の同メーカーのマーガリンのトランス脂肪酸の含有量は、同量のバターの半分以下となっている(100グラム中に0.99グラム。

バターには100グラム中に1.9グラムのトランス脂肪酸が含有)。(Wikipediaより)

・・・・・・・・・・・

私もマーガリンは避けていた一人です。

でも技術革新が進んでいたのには気が付かずにおりました。

スーパーに行ったらマーガリンの表示を良く見たいと思います。

このようにふとした機会が「知る」機会になる事はいいことですね。

~~~~~~~~~~~

夜中からずっと雨が降っています。

今日・明日は気温が上がらず10℃未満のようです。

オホーツクは寒くなってきました!