№50 池田 芳夫(B) 赤坂 由香利(P/Vo)Live at NakanoSweetRain 2022年5月3日
何せ田舎者なので東京へ出るまで瞬間湯沸器など見たことがない。
新宿紀伊國屋裏の地下にあったジャズ喫茶DUGでそれを初めて見たのでありました。
この本に当時の様子が載せてあります。
右に湯沸器が見えます。それにしても懐かしい店内の様子。
当時の小型湯沸器はこんなもの。天に板がありますがこれは遮熱版と言って熱風が直接天井に行かないようにするもの。当時のDUGではこの上に布巾を掛けていたので上京したてのこの田舎者は、ああ、あれは布巾を乾燥させるためのものかと。ツマミが二つあるのは点火ツマミと出湯ツマミ。
現在の小型湯沸器は下の図のように遮熱版が本体に内蔵されています。知らないほうがおかしかったのかもしれないですね。
点火と出湯はボタン一個にまとめられました。
初めて聴いたビル・エヴァンス。超有名な Waltz For Debbyよりも最初の曲、My Foolish Heart に衝撃を受けそれ以来半世紀以上ビル・エヴァンスの虜に。オリジナルジャケットではなく、最初に発売されたのはこのジャケット。
この発売元日本グラモフォンのLP、音がいいです。惜しむかな、取り扱いも保存も悪いので傷、塵で音が時々ブチブチ。でもスコット・ラファロのベース、ポール・モチアンのドラムスがビシビシ聴こえてきます。アルバムジャケットの裏を見たら値段が¥2,000。今から50年以上前の2,000円といえば欲しいものを我慢して月一枚買うのが限界でした。
DENONのプレーヤーは処分してしまったので残ったのはこれ、Technics のSL-1300というだいぶ昔のもの、たぶん1974年発売。ターンテーブルにのっかっているのはこのWaltz For Debby
なぜか中身は50周年の先の本よりもこの20周年の方が面白いです。
同書より、伊勢丹裏のピットイン。通ったのはこのころです。
写真の行列はピットインの客。写真の道を奥へ突き当たり右へ曲がりその角を左に曲がるとすぐに当時のダグへの地下階段が。入り口には jazz and booze DUG の看板が。階段を下りドアを開ければジャズが飛び込んできます。
この写真で記憶は一気に半世紀以上タイムマシンに乗って戻ります。
いつのまにか復刻なっていました。CDが中古で1万円もしたので買い控えていたのですが早速注文。購入するなら今のうちです。Amzonは品切れ、他は送料がかかります、HMVはコンビニ受け取りなら送料無料です。
Akira Miyazawa 宮沢昭 Beyond the Flames
でも宮沢昭で一番好きなのがこのアルバムのこの曲。
あゆ