鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

山でがっかりしたこと

2022年12月29日 | 鳥海山

 エースコックのワンタンメンが子供の頃から大好きなのですが、残念なことにワンタンメンにはなんの罪もありませんが、鳥海山中でがっかりしたことがこのラーメンで思い出します。

 ある日七五三掛の手前にちょいと入った所に知る人ぞ知る大岩がゴロゴロした休憩に良い場所があるのですが、そこで一緒になった、いや、途中から一緒に登ったのか下ってきたのかは忘れてしまいましたが、鳥海山には毎週登ってくる人とそこで休憩したのです。腹がへったなあということでそこでワンタンメンをつくって食べたのですが、食べ終わった途端にその山の常連さんは割り箸を折って山中へポイッ。私は慌てて拾いました。
 あれだけ毎週登ってくる人がこんななんて、山が好きなわけじゃ無いんだあ。それ以来その仲間とも疎遠になりました。
 秘密の場所。周囲はこんな休むにちょうど良い岩がゴロゴロしています。登山道を外れた場所にやたら立ち入ってはいけないのですが。この日は大物忌神社の関係者と一緒でした。もちろんラーメンの人とは別です。
 
 またある日まだスキーをできるほどに雪のある時期に、うちの子供が小さい頃でしたけれど家族で登ったのですが、残雪の上でスキーを楽しむ若い男女が。その周りには食べ散らかした弁当の残骸が散乱しています。それを見た我が子供、山のゴミは人のゴミでも落ちていれば拾って回収する習慣がついていますから、その時もその弁当の残骸を集め始めたのです。それを見たそのグリープの女性慌てて、私たちがやりますー。
 
 以前は山頂広場はタバコの吸い殻が一面に落ちていたものです。その頃炊きをしていた山本坊ご夫婦は朝の食事の片付けが終わると広場の吸い殻、ゴミ拾い。あの頃は山頂に「イエスキリストは」なんて書かれた柱を立てる不信心者もいましたねえ。
 
 山でゴミを見かけるとがっかりしますね。
 
 ※ ワンタンメンで有名な二代目の作るラーメンより、このエースコックのワンタンメンの方が美味しいですよ。あまりの味の変わりように従業員にラーメン券まで支給して御贔屓にしていた会社の社長さん、「文句を言わねばねえ。」

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