僅かですが、鳥海山の古い写真が出てきました。
昭和28年7月の横堂の写真です。右上隅に横堂の表示の一部が見えます。手前休憩している人がいる所がかつての笹小屋を引き継ぐものでしょう。
以前掲載した上の写真には手前の小屋はありません。どちらが古いのでしょうか。こちらの写真には年の表示が無いのです。左に何かの植物が生い茂っていますので、これらを刈り払い、整地して先の小屋を建てたと思うのですが正確なところはわかりません。
五合目西物見と標識があります。標識の上部の横向きの板の左部分には至河原宿と書いてあるように読めましたが、右側は至の後が読めませんでした。これは昭和28年8月15日に撮影されたものです。
こちらも同じく昭和28年8月15日に撮影されたものです。場所は河原宿となっていますが現在の登山ルートからは結構離れた場所のように見えます。大雪路だとは思うのですが、後方右側ソロバン尾根、左側仙ヶ洞の見える位置の具合からして大雪路のかなり右側のような気がします。
もちろんこのころ滝の小屋下までの車道はありませんので蕨岡からの登拝道を上ったか、それとも湯の台の開拓まで道が開けていてそこから登ったかです。たぶん後者ではないかと思います。
これは昭和28年7月の二ノ滝です。
撮影年月不明。吹浦大物忌神社とのみ書いてあります。左側が拝殿、右後方に見えるのが本殿です。写真の変色具合からして前掲の写真よりかなり以前のものと思われます。
また古い写真が出てきたら載せてみましょう。
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