岳樺 ダケカンバ カバノキ科 カバノキ属
矢島口の岳樺は十月の落葉してからが見事です。信州、八ヶ岳あたりでは白樺が普通ですがこの辺は岳樺です。岳樺はダケカンバと読みますが白樺はシラカンバではなくシラカバですね。山で見かけるカバノキ科の植物はもう一種、深山榛の木(ミヤマハンノキ)があります。
どうもこれを見ると浄土真宗の「それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、凡そはかなきものは、この世の始中終、幻の如くなる一期なり。 」で始まる白骨の章を連想してしまいます。
雪の降る直前、あるいは初冠雪のころ、車道からも見ることが出来ます。
やっと鳥海山の植物その30まで来ました。もう少し続きます。
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