どんどんと亡くなっていきますね、あの頃活躍した世代が。
初めて買ったWayne Shorter、何を根拠で買ったかは不明です、今から半世紀以上前、アメ横にあったレコード屋さんで。
画像はCDですが このアルバムを聴くと購入したときの背景がまざまざと目の前に浮かび上がってきます。その時は朝方に東京に着いて夕方又夜行で地元へ戻りという強行軍。先に亡くなってしまった高校の同級生と東京へ行ってみようかということになり、夜行寝台急行鳥海で。寝台車は高いので垂直の背もたれの普通席で延々12時間。あの頃の夜行列車はトイレにまでおばばさんが座り込んで乗っているという状況。あの国鉄列車の独特の臭い匂い、これはJRの特急いなほに乗っても今もそれほど変わりありません。記憶が鼻腔を刺激して思い出させるのでしょうか。
憧れのジャズ喫茶へ行くのは東京へ住むようになってからです。いまだに東京のジャズ喫茶といえば思い出すのが新宿二幸裏ロールキャベツのアカシアを過ぎ3階の扉を開けて入るDig、紀伊国屋裏を出て右へ、地下階段を下るDug、池袋埼玉銀行近くの角のビルの4階 Jazz Kiss、池袋演芸場の近くのJazz Bed、阿佐ヶ谷毘沙門、高円寺サン・ジェルマン、アルテックA7鳴り響いていたホットハウス。
時間も感覚もそこで止まってしまっているようです。
懐かしいジャズ喫茶のマッチについては猫仙人さんが一杯紹介しています。
Black Orpheus
こちらは別のアルバム、ピアノがMcCoy Tyner とちょっと変わった取り合わせ。
The Big Push (Rudy Van Gelder Edition/Digital Remaster/2007)
まだまだジャズを聴くのはやめられません。
※ 登録しておいたJazz関連のページを久しぶりにのぞいて見るとほとんどが閉鎖されています。この鳥海山とその他のページもいつまである事やら。多くの資料も灰さようなら、でしょう。