地元のペラペラ新聞の片隅の記事。
風力発電中止の申し入れかと思ったらその撤回を請願ですと。
この記事見たら新ナニワ金融伝Rという漫画の中の話、早期退職を強いられ憧れの田舎で農業に取り組もうとする男が出てくるのですがこの男失敗続き。村のソーラーパネル設置で利権を得ようと企む議員に目をつけられて、娘のしでかしたことのために議員に負い目を負った男は心ならずもソーラーパネル設置のためのお先棒を担ぐ羽目に。結果男は村中から仲間外れになり、という話を思い出しました。
中止申し入れの撤回をした方々、それを幇助する議員は何やらありそうですね。
風力発電の設置に伴う林道の整備、風力発電が地域にもたらす効果、これは設置をもくろむ側の言い分そのままですね。風車が観光資源になると本気で信じているものがいるというのも不思議です。
こうして地元の人は子々孫々に美田を残さず、荒れはてた故郷を残す結果となるのです。
移住者といえば、自然観察に生涯をささげたMさんは、「おう、聞いてくれ、都会からこっちへ移住してきた連中はこちらの人間を無知文盲だから教え諭してやらなければならん、という考えで来ているのが大半だ。」といっていましたが確かに私の知るものも二言目には「あちらでは、」「こっちの連中は」が口癖でした。
向こうにいられないから来たんでしょ、と返したくなりました。