理想国家日本の条件 さんより転載です。
直売所売り上げ日本一 攻めの農業
イメージ写真です
直売所売り上げ日本一 「伊都菜彩」 攻めの農業
http://ameblo.jp/konoichiro/entry-11763038614.html
こうの一郎氏 ブログ転載
2014-02-02
福岡市の西に隣接する糸島市にJA糸島が運営する
直売店売り上げ全国一の「伊都菜彩」があります。
http://www.ja-itoshima.or.jp/itosaisai/
平成19年4月オープンで初年度売り上げは19億円、
売りあえは年々増加し、24年度は35億円となり、全国の直売所で
日本一に輝いています。25年度もさらに売り上げを伸ばすと予想されています。
人気の秘密の一つに「毎日商品の値段が変わる!」
面白さがあげられています。 それが消費者の購買意欲を刺激しているようです。
決して商品が安いわけではありません。場合によっては市価の
1割から2割高い商品も少なくないとのこと。
商品の値段が毎日変わるため、お客様も「今日はどんな商品がいくらで
売られているか」とワクワクしながらお買い物を楽しんでいます。
直売店の長所の一つに、「値段を生産者が決めること」があります。
大手スーパーなどに売る場合は、値段も決められず、
形も色もそろえないといけません。
ところが直売店ならば、その必要が無く、逆に色もばらばら、
形もばらばらでもOKです。
それ以上に新鮮であることと生産者の顔が見える点です。
商品はいつも新鮮です。
その横には生産者の紹介やコメントの札が
置いています。消費者としては安心です。
今、大手ホテル・食品加工会社などの偽装問題が発覚して
社会問題になっています。
「信用」「安心」「安全」が大きな付加価値になっています。
高品質の農産物を求める消費者は多く、直売店の集客力は年々増加しています。
最近は観光スポットにもなっています。
イチローも法友と一緒に湯布院正心館など大分に遠出するときは、
必ずといっていいほど直売所で休憩&野菜など買い物をしています。
また、直売店ならではの6次産業(生産+加工+販売)も自由にできます。
安倍首相は攻めの農業を目指していますが、攻め込む先は海外のみならず
、日本国内でも工夫すればあります。
JA糸島が運営する「伊都菜彩」に代表されるような直売店の成功事例は、
国内でも農作物販路開拓・拡大は可能なことを示しています。