
先ほど、ケアマネージャーさんが月に1度の訪問にやってきました。
来月のデイサービスやショートステイの予定表を持ってくるのと、義母の様子を確認するのが目的ですが、後者が主であることは言うまでも
ありません。
独居や老夫婦のみの世帯は、生活がきちんと成り立っているかを確認し、我が家のように家族と一緒に住んでいる場合には、虐待や介護放棄の
有無などがチェック項目だと思います。
わたくし鬼嫁ゆきのこ、身体的虐待はしていませんが、つい語気が荒くなる言葉の暴力はあると思っています。
昨夜も寝る前、少々もめまして(苦笑)。
今まで出来ていたことが急に出来なくなる、というのが認知症の常なんですが、義母は最近、お風呂上りに使用済み下着を再び着用したり、洗い替えの
下着に取り換えたときは汚れたものを自分の部屋に持ち帰ったりする傾向がありまして。
そんな汚れたもの、持ち帰りにしないでよ~!!
昨日の朝、デイサービスに出かける前は、丸めた尿取りパッドを洗濯かごに入れていたし(なんでそこなの?:笑)。
そして昨夜は少し汚した尿取りパッドをつけたままの使用済み下着を身に着けていたので、つい注意する言葉がきつめに。
そうすると必ず
「なんでわし(彼女は自分を「わし」と呼ぶ)ばっか叱られないかんの!!」と超ごきげん斜めに。
叱るつもりはなくても、その原因はあんた自身にあるんだけど、とこちらもごきげん斜め急角度。
とにかくそのままではいけないので、私が洗い替えの下着と取り替えるわけですが、義母の息子=相方は黙って傍観。
相方はこういうとき、自分の親なんだけれど、母親の下着を取り替えるとか着替えさせたりすることは手が出しにくいのか、
ほとんどしたことがありません。
ショートステイに送っていったりとか、その予約などはほぼしてくれますが、そのほかの日常的な雑事はほぼ私のワンオペ状態。
義母のもうひとりの息子の義弟は店を営んでいることと9年前に妻に先立たれているので、こちらに全権委任。もし妻が健在でも、店があるので
義母の世話をするのは無理でしょうし。
写真は、築50年の古家に相応しい、いかにも昭和な灰皿。
今はスモーカーは誰もいないし、家はほぼ禁煙指定?にしているので捨ててもいいものなのですが、どこかレトロな雰囲気が好ましくて。
ビンテージものとか言われて、ものは古くなっても価値が上がったりしますけど、人間は、ねぇ。なかなかそうはいきません。
まれに、たとえば人間国宝の方のように、老いてからなおも進化するひともいますが、少数派でしょう。
そういえば昨日相方が、最高齢の方が111歳11か月で亡くなったニュースの話をしていました。
それを聞いて、義母がもしそんな歳まで生き長らえたら…私ほぼ今の義母と同い年。
そうなったとしたら、絶対私の方が先に逝くだろうと確信しました、いや、そうでありたいわ(苦笑)。