先日の記事に、コロナで家に引きこもっている今、家の中の掃除や片づけなど・・・などと偉そうに書かせていただきましたが、書くだけじゃなく自分も
やらないと!と一念発起して始めたのが、冷蔵庫の掃除。
一昨日の朝、遠慮なく差し込む朝陽が暴いたのが、野菜室に敷いてあった新聞紙。それがかなりひどい状態になっていたんです。
買い物に行く頻度を低くしているので、いい感じにものが減っていたのでそういう状態が明らかになりました。いつもならなくなる前に買い足しするために
野菜室の底なんて見えやしないんだもの(苦笑)。
クーラーボックスを用意して冷蔵室の棚を一段ずつやっつけていきましたが、自分でも呆れたのがその棚のうち2段の端に着いていた保護用フィルムが取って
なかったこと。
取ってなくても何も気づかなかったんです。透明なフィルムならいざ知らず、青いんですよ。いくら幅が狭い箇所とは言え、なんという注意力のなさ。
もちろん、庫内の汚れにも呆れましたが(苦笑)。
細かなごみが冷蔵室だけじゃなく全部にありましたね。ひどかったのは冷凍室!使いかけのものは輪ゴムをかけて入れていますが、そういうものからパン粉
などが底に落ちて、それはもう・・・な惨状。拭きとるだけではもう無理と判断して、掃除機の出動を要請しました。
1時間ちょっとくらいかかったでしょうか。それくらい続けると嫌になってきますが、なんとか終わってすっきり!
お見せするようなものでもないんだけど、Afterだけ。
この掃除で、野菜室からは去年収穫したジャガイモの小さいものが10個ほど、冷凍室からはお正月のお餅が「発掘」されました。
ピンポン玉くらいの小さなジャガイモですが、思ったよりしなびてなかったので、その晩のおかずに。お餅も時間がかなり経過していたものの、問題なく
食べられました。無駄にならなくてよかった!
逆にかなり前に作ったニンニクの醤油漬けなど、いくつかの保存食品を廃棄。カビも生えていませんでしたけど、もう食べる気が失せてしまいました。
少々疲れましたが、すっきりいい気分・・・だったのに、その晩になってふと気づく。ドアポケットの掃除が手付かずだった!!!(愕然)やっちまったなぁ。
今日掃除する予定にしていますが、いかに前しか見ていないか、ということですよね。一所懸命と言えば聞こえがいいですが。
コロナ関連のついでに、今週月曜の夕刊で読んだコラムについて。
あまり新聞に目を通さない私ですが、老眼鏡をかけなくても見える見出しで気になるものがあるときは読んでいます。
そのとき目についたコラムは曜日ごとで筆者が変わるもので、月曜は漫画家のしりあがり寿さん。
ユニークなお名前だけは知っていたけれど、作品を読んだことも見たことすらありません。でもどういうわけか、彼のコラムは目に入ることが多いです。
タイトル付けがうまいのかな・・・
その日のコラムのタイトルは「閉じて開く」というもの。え?何それ???と思って読み始めました。短い文章なのであっという間に読めてしまいましたが、
その内容はなかなか深い、と思えましたね。
緊急事態宣言が出たあとのことを「閉じた生活の始まり」と表し、その生活もやがて終わったときのために、閉じている今こそ開いておかなければならない
いくつかの事柄が書いてありました。
その中で一番印象に残ったのが、「閉じていることを余儀なくされている時間は、自分に心を開く良いチャンスかもしれない。」というもの。
自分は本当に何を欲しているのか、このままでいいのか、などを自分自身に問いかけてみる好機ではないか、という内容は、今後の生き方を考えるうえで
よいアドバイスを得た気持ちになりました。
しりあがりさんは調べたら同い年。若かりし頃漫画家になりたかった私、当時から「漫画家は頭がよくないと」と思っていましたが、私程度では到底なれない
職業だったなと改めて思い知りましたね。この場合の「頭がいい」というのは、当然学校などの成績を指すものではありません。人間性や視野の広さや
柔軟性など、自分なりの意見や主張は持っているものの他人の反対意見も否定することなく認めることが出来る、やわらかな思考の持ち主を私は本当の
意味で頭のいい人だと考えます。なかなかなれませんけど、そうなりたいと努力していきたいですね。