先月のいつだったか忘れましたけど、相方が娘宅の玄関先に植えたパンジー(相方が種から育てたもの)に、ツマグロヒョウモンの幼虫がつきました。
虫が嫌い・・・だったはずの娘なのに、孫と観察しているうち愛着がわいたようで(すごい豹変ぶり)、最後サナギになり蝶になるまでつぶさに観察した様子を
スマホの共有アルバムに載せていました。
元よりそういう生き物観察が大好きな私たち夫婦、孫の様子もだけれど、その観察日記(笑)も楽しみにしていたものです。
そして我が家の玄関先に置いていた2色のビオラの鉢植えにも、同じくツマグロヒョウモンの幼虫がいるのに気づきました。
草丈が伸び花も少なくなってきたので、何かに植え替えようと思っていたのですが方針転換。娘を真似て私も観察してみることに。
すると、いるわいるわ!うじゃうじゃと!!今では彼らの食糧であるビオラの葉が丸坊主近くになってきたので、サナギになる前に餓死しては!と慌てて
他のパンジーの鉢や、何か植えてあったはずだけれどいつの間にかスミレの鉢になってしまったものをかき集めたり、以前記事に載せた、去年植えたビオラの
こぼれ種から生えた?鉢に数匹お引越ししたり(鉢が大きくて運べなかったので)。
そうこうしているうちに気づいたら、昨日のお昼前にそのうちの一匹がサナギになりかけていました。そして少し目を離した隙に、変身完了。
・・・何もこんな頼りない茎にしがみついて変身しなくても・・・蝶になるとき、大丈夫かな?とやや心配。
それにしてもこういうサナギの形って他のと似ていますよね。どこかとげとげしいというか。娘が観察していたものはそのとげとげの先っぽがキラキラして
いたんですが、これはよくわかりません。
なんでもサナギから蝶に変わるとき、この中ではかなり劇的な変化があるんだそうで、一旦自分の体をドロドロにしてから蝶の姿になる、らしいです。
完全変態とはいいますが、本当に不思議。
不思議ついでに、この前テレビで観たのですが、有精卵の殻を割って中身だけにした状態で孵卵器に入れて、変化を観察したというのをやっていて、これにも
本当に驚きました!どちらにしてもまさしく、生命の神秘です。
折りあるたびにサナギや幼虫を観察していますけど、ちょっと童心に返った気分。終わりかけのビオラの片づけは先になってしまいますけど、なかなか楽しい
ものですよ。